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神曲Alternative TacticsのMix素材をミックス


レベル高いミックス素材を探していたら偶然見つけました。2014年にこんな面白い企画があったのですね。通常このようなハイレベルのデータのパラ素材が公開されることはまずないので凄いありがたい企画だと思います。単体の曲としても普通に凄い良い曲だなと思いました!こんな素材を公開してくれているのはまさに神ですね。曲はこの手の素人的にはなんとなくドリーム・シアター?みたいな曲だなと思いましたが、本当はいろいろジャンルとか有るんでしょうね。

G.C.C.II 概要(日本語)

調べてみるともともとは音ゲーの曲のようです。せっかくなので最初から原曲は聞かずに素材だけでやります。これはある程度自分の解釈が出来上がってから原曲を聞かないと、原曲の解釈の影響を強く受けてしまうからです。それはそれでいいのですけど、せっかくなので独自解釈メインでということです。もちろんある程度出来てからは原曲も聞いて調整はします。

やってみたのがこれです(こちらリテイク前です)。なかなか難しいですね。複合ジャンルで色々なシーンが織り交ざっているので手間もかかります。でも曲が良いとやる気も出るので不思議なもので、この曲は作業が苦しくなく全然楽しく作業できました。かけたのは大体5-6時間くらいで、これ以上やっても耳が飽和して実力以上にはならないので今はこんなものだと思います。(これ書いている時点では問題に気づいていません)

おそらく問題は有ると思うのですが、これ以上無理に長時間作業しても耳が飽和していると結果が悪くなる経験しかないので、あとは何日とか時間が立ってから見なおしてみないと問題には気づきにくいです。

3月22日追記 やっぱり問題に気付きました。下にリテイク版のファイルをアップします。

リテイク

前回のMixの問題点を上げておきます。

  • ベースが特定の帯域で過多で暴れている。。これはかなり致命的なミス
  • ベースがマスクしているのも原因だが、バスドラが弱くリズムが不明瞭
  • メロを鳴らしているベルの音色がイメージと遠い。本当は差し替えたいがMix課題なので加工で対策
  • 左右のギターがちょっと遠い、定位を逆相まで広げたため一部の環境で打ち消し合って余計に小さい音に
  • 一部できちんと解釈できていない音があった
  • 展開の抑揚をもっと補強できるポイントがまだあることに気づいた

上2つの問題が一番致命的でした。なので今回の修正はここがメインです。あとは振り返って気づいた細かいところをいじってみました。リテイク後がこちらです。

細かいところなのでわかりにくいかもしれませんが、上の問題点は修正したつもりです。全編でギターの演奏が見えるほどギター主役じゃありませんが、そういうバランスは本家が果たしているのでこちらは別の解釈のMixという形でお願いします。ベルの音は前より良くなりましたが相変わらず気に入っていません。

作業手順

一応全体のパート編成とグループ分けのSSを上げておきます。自分のMixは凄い良く出来てるMixではないと思いますけどこういうやり方でやっていますってことで進め方とか紹介しておきます。

alt1

alt2

alt3

パートが多いので一番最初に行ったのはフォルダトラックで分類分けです。歪ギター、クリーントーン、シンセ、FX+シンセドラム、生ドラム、というような分け方です。フォルダトラックに入れておけばまとめてミュート/ソロができるので各部で音を作ったり、各フォルダ分類ごとの相互バランスを確認するときに便利です。個別トラックのミュートでは手間も時間がかかりますので。

最初はベースとバッキングギター、生ドラムだけで調整します。グループトラックをバッキング、ソロ、クリーン、ドラムパラ用で用意します。この手の曲はまずここが一番大事なのでこの部分だけはちゃんと存在感が残るようにしないとジャンルとして成立しないでしょう。なのでまずここに優先的に帯域を割り当てておかないとダメだと思います。そしてこの曲はこれ以外に他のパートがたくさんあるので余裕が有るように若干音は細め、他に音が入ってきても大丈夫なように普段より大胆に帯域をカットしています。

次にシンセパートなどを加えて調整していきますが、ここで各部を調整しながらグループ分けです。ここでローカット2系統と、イメージャーで左右に広げる用が追加されます。それ以外は作業しやすいように調整したい分類で分けたりと、ある程度経験とカンで分けています。

最後に空間エフェクトでAltiverbを3つも使っていますが、このうちの二個は単なるホールエフェクトじゃなくて、狭い空間のIRの違う種類をあえて使うことで音の質感を変えたり定位の次元をずらして分離して聞こえる効果を期待してつかっています。デジタルリバーブではこのようなことは出来ないのでIR系はこういう時に便利だと個人的には思っています。本当は一部LiquidMix使いたかったのですが最近認識しなくなったのでAltiverbで代用している側面もあります。

オリジナルとWinnerの紹介

こうなるといろいろ比較してみたくなるものです。まずは一番重要なオリジナルと、このコンテストで最優秀だったミックスを紹介しておきます。

こちらがやいれすさんのMixです。

ほかにはここからエントリーされたMix聞けるみたいです。

http://www.vivix.info/god/?cat=35

2013のコンテスト曲は残念ながらもうDLできなくなってしまっているみたいです。