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UcD接続対応PCM1795DAC基板


5/29現在 完売いたしました。ありがとうございました。再生産はありません。ご了承ください。

4月25日より販売スタートしています。数に限りがありますので、売り切れの際は再生産は一切いたしませんのでご注意願います。

これは某Integratedアンプに使用していた基板です。このメイン基板を単体で販売いたします。価格は49800円とします。これに基板の使用方法、改良方法、デジタル部の回路図等、必要な資料をお付けします。基板はあらかじめすべての部品を実装済みですので、電源とパネル操作部を配線するだけで完成された機器としてお使いいただけます。

下記の通り標準状態でも名だたる機材と比較して遜色ないレベルのDAC基板が、さらに基板上の一部のパーツに手を入れてアップグレードすることで、さらにハイレベルの音質確保も可能です。

この基板自体の機能は次のとおりです。

  • 部品は全て実装済み
  • 単体機として必要な殆どの機能、プログラムはオンボードで搭載
  • 同軸、光、AES、I2Sの4つのデジタル入力
  • 再生はPCM 192k 24bitまで、I2SはPCMのみ対応
  • リモコン対応、ボリューム対応、LCD対応、完成されたUIを提供
  • 2系統のステレオアナログアンバランス入力
  • 1系統のステレオアンバランスアナログ出力
  • 1系統のステレオバランス出力
  • PCM1795デュアルモノ、ロージッタークリスタル搭載
  • 専用の8系統、超ローノイズレギュレータ搭載。これはTPS7a4700より音質は上

となっております。

単体のDACとして使用する場合には電源+表示操作部にバランス出力端子を追加すればそのままDACとなります。電源にトランス電源を使用して改造を加えれば某Integratedアンプを超える、まさにハイエンドレベルにエントリー出来ると言えるクオリティのDACにすることが可能です。

最低構成でご用意いただく外部部品類は次のとおりです。

  • ロータリエンコーダ 1個
  • プッシュスイッチ 2個 電源スイッチと操作用です
  • Bカーブ 10k 可変抵抗(ボリューム読み取り用なので品質は問いません)
  • HD44780互換16文字2行表示液晶、パラレル接続のもの
  • デジタル回路用12V非安定化電源1系統、またはオンボードのスイッチング電源用のAC100V
  • アナログ回路用20V以上の非安定化正負電源 1系統

もともとUcDアンプとの接続を想定して設計しているので、そのままこちらで取り扱っているUcD180ST二個とSMPS400A180を用意すればすぐにIntegratedアンプとしても完成します。SMPS400A180を使用される場合には22V正負電源の出力がありますので、別途トランスや整流基板を用意されなくても大丈夫です。

なおUcDアンプ+電源とセットで購入される場合には相互接続に便利な末端加工済みのケーブル類もご希望に応じておつけすることが出来ます。

測定特性

この基板での代表的な達成値です。個体差はあります。

音質のレベル

標準構成の本DAC基板での達成値です。私ではなく貸出先含めて複数の方からの意見も含めた大まかな位置づけです。こちらで用意している幾つかの改善を追加すれば同等レベルの音質のグループより上位は十分狙えます。ただし音質の感覚は個人差があるのであくまで複数人による参考例としてお願い致します。

上位レベルの音質グループ
自作AK4495S-DAC、Mytek Manhattan DAC等

同等レベルの音質グループ
Devialet、MSB Analog DAC、AIT DAC等

下位レベルの音質グループ(これらより優れています)
Linn AkurateDS、Krell Revolution 202、Esoteric UX-1、Lavry DA10、Fidelix Caprice、Lynx Hilo等

追加資料1 基板のレイアウトと機能

Integrated_PCB

  1. AC100V入力
    integrated_kit_1

    デジタル用のオンボードスイッチング電源に接続されます。コネクタにはJSTのB3P-VHを使用しています。そのままスイッチング電源を使用する場合にはここにAC100Vを配線します。自前でトランス電源から整流する場合にはここには何も接続しません。最高の音質の確保のためにはデジタル用に別途電源を用意することをおすすめします。
  2. 同軸SPDIF入力
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    192kHz/24bitまでのSPDIF信号を入力します。ここのSPDIF-GNDとSPDIF信号はパルストランスへと接続され、基板上のGNDとはアイソレートされています。
  3. I2S入力
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    192kHz/24bitまでのPCM信号に対応します。I2S信号の配線はMCLK/SCLKを除く3線式で、ここから入力セレクトのロジック>SRCへと接続されます。GNDはアイソレートされていませんので、GNDからの回り込みノイズを防きたい場合には外部で各自アイソレート基板などを使用してください。DoP/DSDには対応しません。
  4. SPメイン出力
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    UcD180からのSP用出力端子です。DACとして使用する場合には何も接続しません。RLは左右、+-は極性を示します。
    注意点:こちらの出力端子はヘッドフォン出力との兼用とするための切り替えリレーを経由しています。もしヘッドフォン端子を全く使用されない場合には、このSPメイン出力を使わずにUcD基板上からのSP出力をそのままSP端子へと接続してください。
  5. UcD180接続コネクタ
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    UcD180と1対1で接続するためのコネクタです。接続用のケーブルで接続します。ケーブルはUcDとDAC基板をセット購入の方にのみ、お付け出来ます。DACからのバランス出力がありますが、こちらの信号はポップ除去を行っておりませんので、そのままDAC出力として使用する場合には別途ミュート回路が必要になります。UcD180と接続する場合にはUcD180の出力側でミュートを行いますので問題はありません。
  6. スイッチ/LCD/その他CPUポート関係
    CPUと接続されるインターフェース&制御用のコネクタです。ここではスイッチ、エンコーダ、LCD、ボリューム、リモコンの機能を割り当てています。詳細なピン配置と接続方法については追加資料2に記載しています。
  7. デジタル用12V入力
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    デジタル用電源を外部から供給する場合にはここが入力となります。この場合予めオンボードのスイッチング電源ユニットを外して直接基板へ配線する必要があります。概ね12V程度の電圧になるように設計してください。電圧が高すぎると発熱の問題が起きやすくなりますし、電圧が低すぎるとリップル除去性能が低下します。入力後には安定化電源がありますので予め安定化しておく必要はありません。
  8. 正負20V電源
    integrated_kit_8
    SMPS400と接続する場合にはここのコネクタに専用ケーブルで接続するだけです。詳しい仕様についてはSMPS400のデータシートに記載があります。ケーブルはUcD、SMPS、DAC基板をあわせてセット購入の方にのみお付け出来ます。
    SMPS400ではなく自前供給の場合の入力電圧20Vは目安の電圧です。概ねこの程度の電圧になるように設計してください。電圧が高すぎると発熱の問題が起きやすくなりますし、電圧が低すぎるとリップル除去性能が低下します。この入力後には安定化電源がありますので予め外部で安定化しておく必要はありません。なおこのコネクタ上にGND端子がありませんのでGND接続される場合には三端子レギュレータの画像の緑の端子へ接続するようにしてください。
  9. HP出力
    integrated_kit_9

    UcDの出力を抵抗で分圧した簡易ヘッドフォン出力です。とはいえもともとSPを駆動するためのパワーアンプですので分圧しても相応の力感のある音質です。ここにはセンス端子を設けておりヘッドフォンが挿入された時のみリレーで出力を自動で切り替えるような接続が可能です。
    結線方法は次の画像を参考にしてください。
    integrated_hp
  10. DC検出
    UcDから出力される異常なDCをSMPS400側で検出するための端子です。DACとして使用する場合、または保護機能を有効にしない場合は何も接続しません。詳しい仕様についてはSMPS400のデータシートに記載があります。
  11. UcD用電源
    UcD180と接続する場合、+-40V程度を供給します。トランスから自前で整流する場合にはここにパワーアンプ用の電源として接続します。SMPS400と接続する場合にはコネクタに専用ケーブルで接続するだけです。ケーブルはUcD、SMPS、DAC基板をあわせてセット購入の方にのみお付け出来ます。詳しい仕様についてはSMPS400のデータシートに記載があります。

パワーアンプとして実装する際には、電圧が高い箇所がありますので取り扱いには細心の注意を払ってください。

追加資料2 UI用コネクタのピン割り付け詳細

Integrated_PCB_CPUpin

ピン配置図

Integrated_connection

インターフェース関係のサンプル回路図

  • JP2はそのままピン配置図と対応します。
  • LED1は電源LEDです。ソフト電源がオンになったときに点灯します。接続しなくても動作します。
  • LCD1bは液晶のバックライトLED点灯用です。このような配線にすることでソフト電源を切った時にバックライトが消えます。
  • R7、SK1-2はパネルにつけて使用される場合には、パネルマウントが出来るものを使うと後が楽です。
  • U1はリモコン受信モジュールです。
  • U2はロータリーエンコーダです。

追加資料3 ケース作成用の図面

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背面パネル SPターミナルやインレットも含めた、インテグレーテッドアンプ用のレイアウトです。

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底板パネル 赤で囲っている場所に本DAC基板をマウントします。