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Schiit Audio Gungnir Multibitレビュー

Schiit AudioとYggdrasilの海外評判

海外では大変有名のようですが、国内だと代理店がないのでSchiit Audioはご存知でない方も多いと思います。自分も最近まであまり詳しくは知りませんでした。調べてみるとここのYggdrasilというDACモデルが海外での評価が大変高く、内部設計もとても特徴的なので色々と確認してみたいことがあって勢いで購入してみました。既にDACマニアになりつつありますね。

Yggdrasilは100万円オーバーのDACを打ち倒すという評判ですが全く根拠がない誇張ではない設計上の裏付けがあります。某中華DACみたいに超ハイエンドと掲示板などで投下されていても中身の写真を見ると明らかに広告のための嘘だとわかるものもありますが、これは違います!

まず内部設計ですが以前書いたハイエンドDACの記事から一部抜粋します。

ハイエンドDACの設計と、大衆オーディオの未来

最大の特徴はオーディオ用DACチップを使わずにAD5791というマルチビットDACチップを使っていることです。チップスペック的には20bitDACですが、この製品ではAD5791を片チャンネル2つ組み合わせて21bitとしているようです。

オーディオ的に優位性があるのはマルチビットという漏洩ノイズの少ないアーキテクチャ、LPF回路が不要であること、電源電圧が高いこと、これらの理由により神経質かつ高度な音質対策設計をしなくてもよいことです。

普通のオーディオ用DACでは24bit以上のスペックはありますが、最近のチップではアナログ電源が5Vか3.3Vと低く電源ノイズに対する要求スペックが厳しい割に768kHz以上のレートを受け入れるため高周波ノイズの影響は更に厳しくなっています。さらに後段にIVやLPFなど複雑で部品点数の多いアナログ回路を要求する等、周辺回路設計への要求事項が厳しくなっています。

その点AD5791を使うとLPFもIVも不要、電源電圧も高い。なので聴感SNの悪化要因が普通のオーディオ用DACよりかなり少ないです。リファレンス回路通りに作ったら自動でオペアンプレギュレータになるのも音にいいですね!これらの要因はすべて実SNだけでなく聴感SN的にも有利な設計になります。特別な対策や配慮をしなくても高額なDACに音質面で勝てた要因は上記の部分の優位性によるものだと思われます。

今回はこの推測が本当かどうか実物で検証してみたいと思います。

しかしYggdrasilは手軽に実験用購入とするにはちょっと高額なので一つ下位のGungnir Multibitにしました。といってもこれは内部設計が限りなくYggdrasilに近い内容です。Gungnirで使われているチップはAD5791ではなくAD5781ですがピン構成が完全同一で20bitと18bitという違い以外は同一設計なので、所謂AD5791の選別落ち品がAD5781だと思われます。

Schiitマルチビットはこれ以下のモデルになるとチップの内部設計自体が別物になりますのでYggdrasilに限りなく近い音が出るのはGungnirだけだと予想しています(海外の評判でも実際にそうなっています)。ビット数が少ない分Yggdrasilに比べて荒さはあると思いますがむしろマルチビットの特徴は強く出て傾向はわかりやすいでしょう。

Gungnir Multibit、その音質的特徴

前置きが長くて音質レビューがいつまでも出てこないBlogがよくありますが、個人的にああいうのは好きじゃないのですが、うちも前置きが長くなってしまいました。反省しなければ、ということで音質です。

Gungnirの音質では静寂感が最も特筆すべき部分で、深い闇の中からズバッと音が立ち上がってくる印象があります。静寂感についてはとてもハイレベルです。実際に測定もしてみましたが、この部分の性能は超ハイエンド級で間違いない結果です。10万円台としては驚異的なノイズ性能で静寂感だけならこれ以上のDACなど価格問わずほとんど存在しないのではないかと思うくらいです。測定値から推測してこれを確実に超えているのはMSBのダイヤモンド以上という異常事態です。

しかし音の余韻は急に消失する感じがあります。このあたりはビット精度が18bitしかないことで下位ビットの情報自体が存在しないことが理由だと思います。デバイスの性能限界なので設計上の宿命でしょう。たとえば普通の質の悪いDACだとモヤの中に余韻が埋もれて消えていくイメージですが、Gungnirは余韻が明瞭のまま突然消えるような感じです。よく出来ている24bit以上のDACはこのあたり綺麗に減衰していきます。余韻の空気感はSchiitはあまり得意ではありません

もうひとつの弱点としては高音の質感に違和感があります。どこまでも滑らかではなく荒削りで毛羽立ちのある高音という印象です。これはSoekrisでもMSBモジュールでも感じたので普通に作られたマルチビットの限界だと思います。ビット精度が高いYggdrasilではこの違和感は軽減されていると思いますが20bitでは24bitのようななめらかな音は出ないと思います。24bit-DACから見たら常にビット欠けしているのと同じ状態ですからね。

良くマルチビットはデルタシグマのような癖が無くストレートな音と言われますが、現実はマルチビットも完璧ではなく静寂感から浮き立つざわざわした質感があります。デルタシグマも帯域外ノイズさえ押さえ込めばよく言われるデルタシグマらしいハイに特徴のある音ではなくなりますから、このへんは正直DACの対策レベル次第で変わると言えるでしょう。どちらも方式上の弱点なので対策が難しいわけですが。

とはいえGungnirの高域は質の悪いデルタシグマみたいなハイがうるさい音でもきつい音でもないので問題ない範囲です。ただし余韻と質感の自然さが重要なオーケストラとかはあまり合わない印象です。これはエージングでも変わりませんでしたので素性による音質です。このあたりは音楽的にどういった部分を重要視するかの問題なので、空気感とか余韻よりも静寂感やそこから立ち上がる歯切れがよくハキハキした音を重視するならこのDACはとても合うと思います。

最後にとても重要な注意点ですが、XLR出力から音声を取らないとまともな音が出ません。RCA出力は測定上も聴感上もかなりノイジーなのでGungnirのRCA出力は絶対に使ってはいけません。暖色系って言ってるレビューはおそらくこのRCA出力を使ったレビューだと思います。RCAから取ると粗悪DACと大して変わらないモコった音になります。これならRCA出力など無い方が良かったのではと思います。

ローレベルのDAC音質差を録音してみました

これは普通はADCのノイズに埋もれて録音できないDACのローレベルの挙動をmp3でも比較できるように録音するための方法です。

  1. デジタルで-30dBほど絞って再生
  2. ローノイズプリアンプで+40dB増幅
  3. 高性能ADC(Lynx Hilo)の24ビットで録音
  4. DAWでリミッターを限界まで掛け16ビットで細部が見えるようにする

このようにすることで普通は録音できない部分を見ることが出来ます。ローノイズなアナログアンプで増幅するのがポイントです。また1のデジタルで絞る具体的な数字はDACの出力レベルによって変わります。DAVEのように最大出力が大きいDACはより多く絞ることになります。これによってローノイズプリアンプに入力される信号とADCに入力されるレベルは同一なので平等な条件での比較になります。

録音データを紹介しますのでみなさんも実際に音を聞いて比較してみてください。いままでDACの音質差はまともに録音できないと思っていましたが、これは大分現実に近い音です。今までの録音は音質差の1%以下しか取れていませんでしたがこれは3割位取れてると思います。ハイエンドスピーカだとこれ以上の違いが現場で良くわかります。

当たり前ですがこのテストではDACの出力駆動力、帯域外ノイズの影響は正しく評価されていないのでこれが音質差の全てではないことは注意が必要です。ですが目安としては今までの録音より違いが大分わかりやすくなっていると思います!

Gungnir XLR direct

ビット落ちを覚悟でデジタルで絞ってローノイズプリアンプに直結したものです。18bitDACなので量子化ノイズが明瞭に聞こえますが静寂感が素晴らしいですね。その部分はこの中で一番優秀だと思います。とはいえこの使い方は良い部分と悪い部分が極端すぎてバランス感覚に欠けています。

Gungnir RCA direct

量子化ノイズより残留ノイズが大きくて論外です。GungnirのRCA出力は駄目です。ちなみにノイズの定位が中央定位なので原因は左右で別となる抵抗や半導体起因じゃなくて、左右のチャンネルで共通の要素たとえば電源起因のノイズかもしれません。

Gungnir FullBit + CS3318PreAmp

デジタルではなくアナログで絞った録音です。量子化ノイズは目立たなくなりますがそれでも質感は弦の艶をまだ表現できていないと思います。直結と比較するとやや静寂感は減退しています。静寂感はもっと良いプリアンプを用意すれば改善できると思いますが、そこまで良いプリは希少です。ここではこちらの記事で書いた自作CS3318プリを使っています。普通に性能は良いプリですがGungnirの性能は100%引き出せてないです。90%くらいです。

Chord DAVE

意外とノイズが多いですね。でもノイズに埋もれながらも音の潜在的な描写力はとても高く細部ディテールは鮮明です。実SNではなく聴感SNが優れている為と思います。ノイズが無くなったらもっと良いと思うのですが、ホワイトノイズって設計上の課題だと思われるので改善は難しいと思います。簡単に対策できるならこの状態で製品はリリースしてないでしょう。DAVEはフルレベルで出して良いプリで絞ったほうが良いと言うことになりそうです。

自作AK4497

自分の作品なのでコメントしません。

Fidelix Caprice RCA + 内蔵Vol

参考比較用です。SNは良いですが立ち上がりが緩く、全体的にソフトタッチです。音量は完璧に合わせてありますが何故かちょっと音が小さく聞こえます。このあたりはDACの個性で実際に生で聞いてもまったく同じ印象です。設計者の中川さんの好みだと思います。ポリシーを明確に感じるのは良い機材です。

録音は以上です。本当はもっとローエンドなDACがないと違いがわからないのですが正直ここでアップした音はRCA以外どれもハイレベルです。普及価格帯の国産大手のDACが一台あると比較用として多分面白いですけど音が悪い機材は全部売ってしまったので手元にありません。

今回比較に使用した音源はこちらです。

Skrowaczewski: Concerto Nicolo

「Skrowaczewski: Concerto Nicolo RR-103」の画像検索結果

この曲は何故かとても落ち着きますね。普通の感性じゃない自覚はありますが、第二の故郷的なものを感じますw

Gungnir Multibitの使いこなし

この製品は1250ドルと10万円前後のDACでありながら上記の通り高いポテンシャルを持つ製品ですが、本当に低コストで良い音が出せるのかというと疑問です。この点ではSonica DACのような手軽さには欠けます。

その理由としてはRCA出力の音が悪いこと、内蔵ボリュームがないため事実上外部プリアンプ必須なこと、これらの理由によって組み合わせや使いこなしにコツが必要でぱっと買ってきてすぐにいい音が出るとは限らないのです。

このDACは残留ノイズが非常に少ないですがビット数が18bitなのでデジタルボリュームを使うことは出来ません。基本フルビットで受け取ってそのまま出力し、あとからアナログで絞るようにしないとデジタル領域のビット欠けによって音のディテールが即削がれてしまいます。このあたりは現代の32bitDACとは全く違う部分です。安易にデジタルボリューム化が出来ないことは低ビット数のチップを使った設計上の欠点ですね。

そしてプリアンプではアナログボリューム=抵抗とアンプを使う性質上ノイズを減らすことがとても難しく、Gungnirの持つ残留ノイズの低さを100%引き出せるプリアンプなど、ほとんど存在しないのではないかと思われます。しかもXLRフルバランスを受けられるローノイズプリアンプとなるとあまり低コストでは済まないと思います。

GungnirのXLR出力ノイズ測定値を見たところ普通のよくあるオーディオ用FETオペアンプが持つ残留ノイズと同じくらいです。オペアンプ一個通過しただけで性能がでなくなるって考えてもらえればプリアンプ設計の難易度が分かると思います!

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-90dB 1kHz sine XLRout

この-160dBVという値は10nV/rtHzに近いレベル(誤差があるので目安)ですから、抵抗アッテネータでも安易に挟めません。1kΩの抵抗が4nV/rtHzなので数kΩの抵抗でもGungnirの実力は抑えられてしまうということです。Schiitがオペアンプを使わずJFETのディスクリートを使った理由もこの部分にあるかもしれません。市販FETオペアンプをこの部分に挟むとローノイズな出力はなかなか得られません。当方のCS3318プリも-150dB位の実力でCS3318のチップスペック限界ですが、それでもやや性能が足りません。

一応Schiit本家にもプリアンプの取扱はありますが、残留ノイズの情報や詳しい設計上の工夫について記載がありませんので、そこまで高性能なプリアンプを作っているのかは大変疑問です。もし本当に性能上で優位性があるならノイズのスペックも出ていると思います。そもそもGungnirはRCAの出力ノイズがあまりにも酷いので、同社プリアンプも設計に問題がある可能性を考えておいたほうが良いです。同じメーカーだからといって一か八かで購入してハズレを引く可能性を考えるとあまり冒険はオススメできないです。

もし選ぶならローノイズに注力したきちんと設計上の工夫や強みを紹介している製品を購入するのが良いと思います。少ないですが測定値などを公開しているメーカーのものが望ましいです。

正直そこまでやっているメーカーはあまり思い当たりませんが、設計で万全そうなのはSAYA辺りでしょうか…。価格が100万円近いのが難点ですが。AITプリも発想は良いですがDACの残留ノイズを測定した限りは-145dB付近(普通は十分ハイレベルですが)ので設計レベルが怪しいです。

ということで現時点でYggdrasilやGungnirの真の実力を発揮できているユーザーはDACの価格帯を考えると殆どいないのかもしれません。もちろんプリが万全じゃなくてもDACの良さはわかりますが真の実力、潜在力は発揮できてないということです。

まとめますとGungnirの海外での圧倒的な評価の高さはきちんとデータで裏付けが出来る結果のように見えるということです。特にデータ上でDAVEより直結Gungnirのほうがノイズ性能が良いという結果はとても重要な部分です。実際に背景の静寂感はDAVEよりGungnirのほうが良いです。

Gungnirはビット解像度不足による音の粗さという設計上最大の弱点がありますが、万が一ADから24bitのチップが出てきたら総合力でもSchiitのマルチビットはDAVE以上の音質になってしまうと思います。しかしそのようなチップは存在しませんし、出来たとしてもとんでもない価格のICになる筈なので現実的には難しいと思いますが。

最後にGungnirのRCA出力の酷い測定値も置いておきます。上の画像と同じスケールですが別物のDACのようにノイズが多いです。RCA出力は音が出るだけで音質的には使いものにならないと思ったほうがいいです。

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USB gen 5について

あまりDDCには興味が無いのでテストしない予定だったのですが、このモデルについているDDCは最新世代で良いものみたいですね。興味がある方もいると思いますので今回はこれもテストしてみます。

実際にSchiitのUSB gen 5をWin10で試してみましたが、うちの光ブースターのほうが音が自然でした。この時に使ったDDCはSMSLの6000円くらいのXMOS-DDCですが、これの光出力に光ブースターを入れた場合のほうが高域のザラザラしたデジタルぽい感じがなくなって低音のパワーと中域の透明感が増します。Gen 5 DDC直結ではこのあたりがもうひとつ弱いです。

実はうちはDDCを使わず自作の光ブースターを使っているので上流の音質差が殆どありません。今まで試した結果ですが上流の音質差を9割位圧縮する効果があるみたいです。Schiitの最新世代DDCでも例外ではありませんでした。

いままで試したのは安いCDP、高級トランスポート、無対策PC、高額オーディオIF、高級DDC、低価格DDC、これらさまざまな上流を使って比較してきましたがどの出力も光ブースター単体を超えるものはなく更に光ブースターを挟むとどれも音質が同じように底上げされるので、どれを使っても大した違いが無くなります。もちろん違いが完全に無くなるわけじゃないのですが差が底上げされて圧縮されます。

ということで結局Schiitの最新世代DDCよりこちらの光ブースターのほうが良いみたいです。ですがDDC直結で光ブースターにそこそこ肉薄するクオリティではあったので単体DDCとしてはかなり優秀かもしれません。

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その他の基板写真

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きゅんステの出演者さんを紹介するよ!④

おひさしさんですご無沙汰さんです◝(*>△<*)◜ココです!
暑い日が続いてますが、同志各位に於かれましてはいかがお過ごしですか?

■ Cunetry☆Stage 2かいめ

さてさて、ブログでは突然のお知らせですが、来たる 9/24 (日) に開催される、「Cunetry☆Stage 2かいめ」に出ます :-D

Cunetry☆Stage 2かいめ

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Cunetry☆Stage、略して「きゅんステ」!お名前からかわいいですよね(*ノノ)
このきゅんステは、ボクの天使ななひーことななひらちゃんが主催する、萌え好きの萌え好きによる萌え好きのためのライブイベントなんです。今回はその2回目!毎回萌えソングや電波ソングにグッとくるみんなにはたまらないメンバーが揃って、出演者もお客さんも関係なくみんなできゅんきゅん出来るんですよ!限定グッズも出てるんですが、デザインもイラストも本当にかわいくてものすごくお気に入り!(>_<*)
グッズの通販は 9/13 (明日!) で一旦閉め切りみたいですので、もし気になってくれはった同志はチェックしてみて下さいね♪

きゅんステグッズ通販

ちょいちょいお伝えしていたかと思うんですが、ボクは元々ひ弱だったのに、この春あたりから特にひどい虚弱体質っぷりなんですねw なので、ライブイベントのご依頼などは本当にほとんど全てお断りしていたんですが、ななひーのライブだけは絶対お力添えしたい!ということで日々発熱しながら練習を頑張っています◝(*>△<*)◜ よかったらボクが必死で頑張った成果を見に来てくれはったら嬉しいです。前売り券は前日の 9/23 (土) まで発売されてますので、こっちも良かったらチェックしてみてください(>_<*

きゅんステチケット予約

すでにゲットしてくれはった同志はほんまにめっちゃありがとうございます!
当日会おうね! ヾ(>△<*) いっしょにきゅんきゅんしようね!

■ 出演者さんを紹介するよ!

きゅんステ2かいめまであと2週間!っていうこの時期に、ななひーが何と出演者さんを紹介してくれるブログを書いてくれました!ななひーが頑張ってくれてたので、ボクも頑張って毎日Twitterひらいて応援してたよ!

https://twitter.com/KokoroNet/status/906145347218554881
記事はこちら→ きゅんステの出演者さんを紹介するよ!①

https://twitter.com/KokoroNet/status/906482989277757440
記事はこちら→ きゅんステの出演者さんを紹介するよ!②

https://twitter.com/KokoroNet/status/907208374890127360
記事はこちら→ きゅんステの出演者さんを紹介するよ!③

どの記事も、ななひーの出演メンバーに対する愛情がいっぱい伝わって来てすごく幸せになること間違いなしです(>_<*)みてるだけでも楽しい!ボクも「紹介するよ!②」で紹介してもらったんですが、いっぱい好きがー!ななひーの好きが伝わって来てー!もう!もうもうもう!寝込んでるベッドの上でごろごろじたばたごろごろしちゃいました(*ノノ)
ああああすきー!ななひーめっちゃすき icon-heart ほんま天使すぎてつらいすき   
はっ、ちょっと暴走しましたすみません…!

ところで、順に読んで頂くと「紹介するよ!③」がすごく気になるかと思うんです。天使ななひーの紹介が載ってるんですが、みんなかわいいイラストを用意してくれてるのに、ななひーの紹介イラストはこれ。
neverTalkToMe

いやいやいやいやw かわいいですけども!w
紹介内容も「適当にググって」みたいな、すっごいやる気のない内容…!
これはななひらファンが血の涙を流すしかない…!
ということで、全国の不完全燃焼やったななひーファンのみんな!おまたせ!!
僭越ながらななひらさん大好きなボクが!代わりに!紹介文!書いちゃう!!

■ ななひらさんを紹介するよ!

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ボクらの永遠の妹ちゃん、ななひーーー!ヾ(*>△<*)ノ
ストンとまっすぐストレートに届くかわいいお声の持ち主!ただ力強いっていうわけじゃなくて、その声にはキレイな響きがのってるんです。ちょっと切なくて、透明感と潤いのあるヒロイン声(>_<*) パワフルもふわっと癒し系もどんと来いです!特筆すべきはリズム感の良さと滑舌の良さ、それから正確な音程!萌え界のトップをひた走ってるななひーは、ステージングもキラキラ!幸せな非日常へ連れて行ってくれること間違いなしです♪

オススメ作品は、多分ボクが語りだしたらたくさんありすぎてちょっと収拾つかなくなると思うので厳選…したいな…!

   Colory Starry

ななひーひとりで作った作品のオススメは「Colory Starry」です!もうもうオススメしたいのはいっぱいあるんですが、1枚だけ選ぶならこれ…!ななひーのカワイイがたっぷり詰まった、大満足間違いなしの可愛すぎる1枚ですヾ(*>△<*)ノ” 始めから最後までほんまにほんまに可愛いので、ぜひぜひ聞いて欲しい…!

   かめるかめりあ & Confetto シリーズ
才能あふれるトラックメイカー、かめりあさんとななひーのタッグ作品。特に「ばーさす!」「りぷれい!」「すりーぷ!」の4文字シリーズはすっごい良いです!絶対後悔させないので、聞いたことない同志がいらしたらぜひぜひチェックしてみてください(>_<*) ボクの一番のオススメは「ばーさす!」です。ちなみに「すりーぷ!」の Tr.03 Honey  Trap も激しくいいので、ちょっと視聴して来てななひらさんのかわいさとかめりあさんの絶妙さについてボクと語って下さい(*ノノ) あと Tr.02 アニマルらんど では、ななひーの愛猫みてーちゃんとななひーのものすごくかわいいコラボがものすごくかわいい様子を垣間みることができます!みてーちゃんが声をしっかり張れないひ弱そうな様子は大変ボクも共感するところ…!ミャハハハネーですよ、ミャハハハネーーー!(>、<*

ななひーは声とか見た目とかステージでの可愛さも然ることながら、そのお人柄もとっても可愛い可愛いボクの天使です(*ノノ) 思いやりがあって素直で誠実、あと恥ずかしがり屋さん!かわいい!自分の紹介記事を適当にすませちゃったのも、「自分で自分のこと褒めるの恥ずかしい無理」っていう気持ちのあらわれです。ああああかわいいなぁあああ!ななひーがちょっとボクにそっけないときは恥ずかしがってるときですよ!ボクがかわいいかわいいって騒いでるときは大体口数少なめになるよ!きゅんステではそんな可愛いななひーを、みんなと一緒に「かわいいーーー!」ってたくさんたくさん騒ぎたいな♪
はいご一緒に!ヾ(*>△<*)ノ”  < ななひらさん、かーわーーいーーーいーーーーーーっ!!

■ おわり!

以上、ななひらさん好きのななひらさん好きによるななひらさん好きのための、ななひらさん紹介記事でした!きゅんステで会えるのを楽しみにしてるよ!おうちやご用やお仕事で応援してくれるみんなも、良かったらTwitterの「 #きゅんステ 」ハッシュタグで開催前後構わず一緒に楽しんでくれたら嬉しいな!ではでは、今日も発熱気味のココでした ヾ(>、<*) またね!

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オルフィさんと相互オーディオオフ~自宅編

前回の続きです。今回はこちらの自宅での試聴になります。なんとこの日はオルフィさんだけじゃなくてKTERさんもおいでになりました。お二人ともかなりハイレベルなシステムを構築されておりますので、うちみたいな見た感じ全くハイエンド臭のないオーディオを聞いてもらうのは結構恐縮するところでした。

なお当方のシステムの音質については自分で書いても全く客観性がないのでここでは書きません。こちらのシステムについての印象はオルフィさんのインプレにおまかせする形としたいと思います。記事が上がったらこちらのページで相互リンクにします。

ということでここでは当日に行ったちょっと変わった音質的実験についてまとめます。

キーエンス製除電器とORB除電器SN-03の比較

実はこの日の朝の音質はあまり良くありませんでした。日によって音が変わることはよくあるのですがこの日は特に良くありませんでした。なんというかちょっと篭ったような音だったのです。そこで除電器の登場です。帯電して音が悪くなっている状態を除電して本来の音質に戻すというものですね。しかしオルフィさんによればこの除電器は物によってかなり性能に差があるそうです。

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事前の情報ではこのSN-03には”ORBの呪い”という状態があって、システムのレベルや相性によって呪われてしまう可能性があるというお話でした。しかもこの呪いは一度罹ってしまうと二度ともとに戻らないという恐ろしいもののようです。

そしてその呪いを解除するためには除電グッズのような簡単なものでは駄目で、キーエンス製など産業で実績のある良い除電器が必要ということです。なのでこの日に登場しているキーエンスの除電器SJ-F030は呪いを解呪するためのアクセサリーなのだそうです。

ということで実際に試してみました。まずはORBのSN-03からです。念入りにCDPやDACだけでなくパワーアンプとケーブル周りも除電します。SN-03による除電後の音を聞いた印象としては分離自体は最初の何もしない状態より若干良くなった印象だったのですが、それとともに色彩が暗く重心が下がって低音寄りのバランスになったと思いました。また高域はややモヤがかかったような音になりました。高音が伸びなくなって重心が下がるので、印象としては重苦しく悩ましい音です。これはむしろマーラーなんかには合いそうな音です。

オルフィさんに音を聞いた印象をほぼ上記のまま伝えると、これがまさに呪い状態だそうです。このときはCDPもDACも蓋が開いていたので除電効果が基板に直接かかりましたから相当強くかかった可能性が高いです。良いか悪いかで言えば悪くは無くはないけれども、意図せず音楽性が強く変わってしまう感じがしますね。

では次にキーエンスの除電器で「解呪」してみます。

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こちらはORBとは全然音が違っていて色彩も一気に明るくなりました!重たい雲が晴れて光が差し込んだかのようです。高音が伸び切り低音も重さが無くなり歯切れがよくなっています。もちろん色彩が明るいと言ってもノイズで付帯音が付いた高音とは違います。逆に高音の付帯成分のようなものがなくなって伸び切った結果、明るく澄み切った感じがしました。この音を聞いてしまうと呪い状態のときは明らかに高音に変な付帯音がしていたと思います。たとえば先程は金属楽器の音に不自然な響きが乗っていましたがきれいに無くなりました。

面白いのはキーエンスの除電器を通した音はオルフィさんの自宅の音に似ていることです。こういう選定ひとつとってもその人の音の方向性は出て来るものだと思いました。キーエンスの除電器によって、うちの音が普段の音より明るく、力強く、強い光が差し込んで爽やかなサウンドに変化しました。音質的なクオリティはこちらのほうがずっと優れていると思います。

まぁこれは当然の話しでして、キーエンスの製品は産業用の組み込み用途での信頼性と性能を両立しているメーカーです。なので実性能で駄目ということはまずありえません。なにしろキーエンスは短納期で不具合が少ない産業機械を開発する際に便利な付加価値付きの組み込み用機器をつくっている会社です。キーエンスの性能と信頼性は普段行っている会社でも組み込み用のバーコードリーダーなどで良くお世話になっているので知っています。

ということで除電器の性能としてはキーエンス製のものが圧倒的に優れているということになりそうです。ORBのものは除電自体は出来ているのでしょうが完全に取り切れず変な成分か偏りが残ってしまっているように思います。

ORBとキーエンスの除電器の違いを画像で例えるならこんな感じです。

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ORBの除電器の音↑

20131011112403キーエンスの除電器の音↑

空気清浄機による音質への影響

次に空気清浄機で音質がどう変わるかの実験です。空気清浄機で音が変わるという事自体がどうなのかって話はあると思いますが、気体の成分や温度、湿度で音速が変わりますので、そういう影響で音が変わってもおかしくはないです。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9F%B3%E9%80%9F

たとえば窒素100%、酸素100%、水素100%の部屋を用意して音を聴き比べたらかなり音質差はあると思います。相当命がけになると思いますが…。

CADO AIR PURIFIER MP-C20U

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音がスッキリします。ちょうど女性ボーカルの低音を支えている帯域が軽くなる印象があります。まるでEQでそのあたりの帯域を0.5dBくらい狭くカットした印象と近いです。不思議ですね。

そして更に不思議なことは電源を入れると即効果があることです。つけた瞬間に音が変わっています。この結果から想像すると空気が変わっているのではなく空気清浄機が動作することによって空中に電気的な何かが放出されているのだと思います。この時の空気清浄機はAC動作ではなくバッテリー駆動でのテストなのでAC電源にノイズが回り込んだ等ではありません。

実際に試してみましたが、空気清浄機を離して設置すると音の変化が小さくなるので距離による影響はあります。やはり電気的な要因でしょう。空気清浄機の電源の種類や基板に手を入れて音が変わるのもそれで説明がつきそうです。なのでおそらくEMCテスト的なアプローチで空気清浄機から発生するノイズ成分はある程度観測できるのではないかと思いました。

このとき離した空気清浄機の設置位置は8mくらいだったと思います。このくらいの距離でも音は十分変わりましたが実際にEMCの測定テストでも10mの距離で行うものがあります。周波数によっては10m位離してもハッキリとノイズが測定できるので10mなら電気機器からノイズが飛んできてもおかしくありません。10mで測定器でノイズの観測ができるということはオーディオでも違いがでてもおかしくはない距離です。

ただ空気清浄機を入れたときのほうが音がスッキリした印象があるので一概にノイズの影響であるとは断言できないところがあります。まさかノイズのように作用している成分をちょうど打ち消すような成分を放出しているのでしょうか?(プラスイオンとマイナスイオン的な?これは除電器で除去済みですが)

このあたりは一度測定でチェックしてみたいところです。

もう一つのもの(型番不明)

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写真を撮り忘れたので小さいです。こちらはCADOのものとは違った帯域に効果があると思いました。メモをして無くて細かい違いはちょっと忘れてしまったのですが、やはりスッキリするような印象です。基本的な傾向はCADOと似ています。違いは若干ありますが方向性は同じ印象でした。こちらもつけた瞬間に効果が出るのは共通しています。

今のところ空気清浄機による音の差は電気的な漏洩ノイズによる影響ではないかと仮設を立てているところです。今度機会があればGHzまで観測できる測定器で測定をしてみたいと思っています。

 リモコンによる音の差

設置場所を変えてリモコンを動作させるとオーディオ機器からでる音が変わるというとんでもない話です。例えばしっかりした台の上からリモコンを操作してCDPを再生させると音がしっかりして、柔らかい台の上から操作すると音も柔らかくなるという、思い込みとしか思えないような影響です。

これが何度試しても違うような気がします。とはいえ思い込みを排除できるような大げさな違いだとは思わなかったので、この領域に踏み込むのは危険だと判断しました。信じるか信じないかは読んでいる方におまかせします。相当ハイレベルな環境じゃないと全く違いがわからないと思います。オルフィさんのところでは違いは結構分かる感じでした。うちでも多少はわかりました。

ただ一点これを裏付ける話がありまして、自作機材を貸したときにリモコンから操作したときと本体を操作したときに音が違うと言われたことがあります。理論的にはほぼありえないのですが、その方は音楽のレコーディングにも携わっていてかなり耳が良い方だったので、簡単に思い込みであるとは断言できないところがあります。当時はリモコンの違いなんてあるはずがないと思っていたので「違いが出るような設計にはなっていないです」ととりあえずは伝えたのですが、それを伝えてもその方は違いがあると感じていたそうです。

デジタルケーブルと電源ケーブル

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オルフィさんの自作ケーブルです。これはかなり音が良かったですね。自宅環境は偽Valhallaで統一していますが、さすがに偽物よりはこちらのケーブルが良かったです。具体的に言うとややノイズっぽい成分がクリアになる印象です。

偽Valhallaは非常にパワフルで透明感も高いのですが、その透明感の中に若干像が揺らぐような部分がわずかにあります。透明度は高いものの場所によって若干歪なところがあるレンズを覗いているようなイメージです。そういう問題点もこのケーブルと比較するまでは全く気づいていませんでした。

十分にレンジも広く癖がなくノイズ成分も少ないという、かなり完成度の高いケーブルだと思います。力強さだけなら偽Valhallaのほうが良かったかもしれませんが、それ以外の部分はこの電源ケーブルのほうが良いですね。

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こちらのケーブルは露骨に美音系でした。描写力などの基礎クオリティは十分に高いと思いますがそれ以上に個性が目立つケーブルです。レンジが広いというより広いレンジ感があると言ったほうが正しそうです。上記の白いケーブルからこれに交換すると低音もより目立つようになりますし、高音も輝くような美音系の質感がありますので国内では結構好きな人は多い感じかもしれません。

個人的にはこの2本の比較ならば白いケーブルのほうが良いなと思いましたが、偽Valhallaと比較するなら高音の癖の出方がより派手な質感に変わり低音が豊かになる印象で、篭ったりエネルギーが損なわれる印象は全然ありません。なので性能自体は高く基本はストレートで高性能な音だと思いますね。

どちらのレビューも使用条件としてDACへの給電ケーブルのみ交換しています。ただしその手前にASUKAのFIL-MASTERを経由した後段に使った場合のレビューになります。別条件の比較としてFIL-MASTERの前段側のケーブルを交換したときには上記ほどの大差は感じなかったので、ノイズフィルターを通過した後の外来ノイズ耐性の違いが大きな音質上の違いを生み出していた可能性も考えられます。この点のみ補足事項として考慮に入れて判断してください。

次に、デジタルケーブルですが、こちらはちょっと写真がないのですが外観はこれに近いものです。

gore

http://www.mouser.com/ds/2/431/GORE_Phaseflex_10_18_13_app-461044.pdf

両端SMAで超高速タイプ(数十GHz帯域とのこと)なのでスペックもこれに近い印象でした。それまでこちらで使用していたデジタルケーブルがApogeeのWideEyeっていう大分古いタイプなのでこれを変更したところ凄まじい変化でした!もう別物のようにすべてが良くなったので今までが相当よろしくない状態だったということだと思います。デジタルケーブルでここまで激変するのは驚きです。

この日のテストでは除電器の違いも凄まじい変化でしたが、デジタルケーブルも同じくらいのインパクトが有りました。たった50cmくらいの線なんですけど、その程度の距離であっても線材の伝送特性がそれだけ重要という話なのだと思います。ということでこの日の後、すぐに似たようなスペックである40GHz級のSMAケーブルを発注しました。

他のオーディオ用デジタルケーブルと比較すると中低音は細身で弱い感じなのですが、高域のピントはこれが一番良いです。オーディオ用のものは大抵高域が滲むが濁って聞こえます。中低音の力強さと高域の正確さを両立するケーブルがあれば良いのですが…。

キーエンスの除電器も中古の出物があったのですぐに発注しました。これでワンランク上のオーディオライフを満喫できそうです。

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オルフィさんと相互オーディオオフ~オルフィ邸編

オルフィさん(https://twitter.com/orfy_aqua

お忙しい中時間を取っていただきありがとうございました。真のハイエンドとも言える製品群をじっくり聞かせていただく機会はなかなかありませんので、自分自身にとっても得るものが多くありました。

しかもハイエンド機と自作機の比較だけじゃなくて、自作音源がどう鳴るのかも聞かせてもらってしまいました!おかげで機器ごとの特徴など色々わかりましたので貴重な体験をここにまとめて公開しておきたいと思います。

オーディオシステムの音質要因

こういう環境ですと、どうしてもハイエンドコンポーネントに目が行きがちですが、それよりも重要なのはその人がどういう音を出しているかだと思うようになりました。機材の音じゃなくてその人の音、その人の音楽がきちんとなっているシステムは完成度の高いシステムです。

いままでの経験上ハイエンド機材があるから凄いというのは必ずしも当てはまるものではなかったからです。最も良い例はダイナミックオーディオのマラソン試聴会(川又さんと東さん以外)やインターナショナルオーディオショーでのさまざまな高額機器の出音を見れば分かると思います。

ということでシステムの音質は何を使っているかよりも誰が使っているかのほうが重要だという認識になっています。ハイエンド機材だからと言って機材の性能だけが支配的になることは少なく、それよりも誰がどのように使ったかのほうが音の印象には支配的になるようです。

(個人的に)一番わかり易いのはマラソン試聴会の川又さんの音でしょうか。様々なハイエンド機器を毎年構成を変えて使ってますが常に同じ方向性の音がします。これは使いこなしのレベルや完成度が上がるほどこういう傾向は強いようです。逆に言えば機材に振り回されている、機材の音が支配的なうちはまだまだのレベルだということかと思います。

オルフィさんの音

凄く前置きが長くなりましたがシステムの音質です。

印象的だったのは明るく生命力溢れており非常に力強い音です。ソナス+真空管アンプという先入観とは全く無縁の、低域と高域ともにかなり引き締まっており全域に渡ってパワフルな音がします。その上に感じるのは明るさと生命力です。これはネガティブな音楽性を打ち消してしまう程の力強さと前向きさを強く感じました。

これはオルフィさん自身の性格も含めた個性と思います。ちょうど5月くらいの新緑の季節で青空と強い日差し、そして爽やかな風、大地、そんなイメージを思い起こさせる音です。

正直機器の組み合わせで見ると何故このような音に仕上がっているのかはわからないのですが、結局はその人が選んだ機器選定やセッティングによって少しずつ醸成されていく結果なのでしょう。そしてそういった音の追求に余念がないほど、その仕上がりはコンポーネント依存ではなく人物依存の音になっていくと思われます。最終的にはその人の音そのものになっていきます。(もちろん機材の選別自体がその人の個性です)

こういう明確な方向性が伝わるのは音楽性と完成度の高さですね。当然基礎クオリティもかなり高いのですが、その上でどういう音を出したいかが明確なのだと思います。基礎クオリティを上げてストレートかつピュアなだけではなく、ちょっとした高音の色付けがある音をあえて好まれているのも、さりげない優しさや奥ゆかしさの現れなのかなとも思うところです。このあたりもご本人の人物像と適合しています。

当日は余りかからなかった方向性の音楽ですが、躍動感のある前向きな楽曲がよく合いそうな気がしました。もちろん演歌みたいな情緒あふれるバラード系ジャンルも掛かりましたしこのシステムの得意分野だと思うのですが、ぴったりと適合するような曲を多く掛けられなかったのは失敗だったと思いました。機材を交換したり色々なこと(MIDIとか音源とか音楽業界の話しなど…)を喋っている時間が多すぎて音楽をかける時間が少なかったのが原因なのですがちょっと反省ですね。

次の機会があればその時にこのシステムに適合する音源をたくさんかけたいです。

ともかく、オルフィさんのシステムの出音としてはさりげない情緒的な部分があり、分離やSNや立ち上がり立ち下がりの正確さなどの基礎クオリティが非常に高く、個性として生命力と力強さと余裕を両立している、という感じです。これはなかなか難易度の高い組み合わせだと感じました。特に情緒と力強さの両立は余り見かけないセットだと思いました。

ちなみにネガティブが合わないと感じた最大の理由は、この日は最後にマーラーの大地の歌(クレンペラー指揮)を掛けたのですが、この楽曲は絶望を受け入れる姿勢だったり死を予感させる曲なので、このシステムには全く合いませんでした。自宅では良く鳴るので、オーディオ的なクオリティは全く関係なくて、この辺は完全に相性です。音質はいいけど引き込まれる感じではないということですね。

個別コンポーネントについて

メインシステムはDACがdCS Vivaldi、プリアンプにFM Acoustics FM255、パワーアンプにSilverCore 833、スピーカがSonusFaber Stradivariという正真正銘のハイエンドシステムです。

当日はこちらの制作機材と比較する機会をもらえたのでコンポーネントごとの音質もよく把握することが出来ました。ハイエンドな高額機器に個人制作物を接続させていただけまして、大変ありがたく思います!

それぞれの機器の音について書きます。

FM Acoustics FM255

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dCS Vivaldiからパワーアンプ直結とFM255経由での比較試聴です。(さりげなくスカルラッティの下パネルが開いていて配線が見えています!

なんとこのプリアンプを通すと音にメリハリが出て前後感がはっきりします。非常に透明かつ音にみなぎるエネルギーがあり、その上で余裕もあります。さすがのハイエンド機器でして音質については素晴らしいものがあります。音が分厚くなったり音像が肥大したりなどは一切感じません。dCS VivaldiというDACの情報量をそのまま受け止めるだけではなく情報を整理して次段につなげる実力があります。

一点副作用として高音に色が付きます。この色は好みの世界です。弦楽器などはやや濁って聞こえてしまう部分もあり、生の音に近いとは全く思いませんでした。この点ではDAC直結のほうがリアルな音です。これは曲によって合う合わないはあると思いました。悪く言えば嘘っぽい脚色された高音です。ただしボーカル曲などには非常に合う方向性でしていわゆる美音系です。上品なシルキーさって言えば良いんですかね。DSD的なさらっとした感じです。日本人はむしろ好き系だと思います。

ということでFMプリは非常に上品かつ透明で力強く、その上ではっきりとした高音の色付けがあるプリアンプでした。高音の色付けだけは意見が別れる所ですが、基本的には積極的に挟みたくなるプリアンプですね。dCS Vivaldiを上流にもってきてもプリによるクオリティの低下は感じません。その上で輪郭がはっきりして前後感も強調され力強くなるという部分は凄みがあります。これにハマったら抜け出せないでしょうね。

dCS Vivaldi DAC

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DAC単体だけを聞いてもなかなか個性が見えてこないですが、Vivaldiの個性がはっきりわかったのは他のDACとの比較です。やはり単体だとなかなか評価は難しいです。この日に比較できたのは当方作成のAK4497使用のものです。本当はみなさんが見たいのはDAVEとVivaldiの比較かと思いますので、DAVEの音の比較についても普段の傾向から推測して言及します。

このときの比較ソースはすごく音の良い美空ひばりだったのですがイントロのピチカートの余韻の豊穣さや余韻の長さ、細部の緻密な描写など基礎クオリティだけなら正直Vivaldiより当方の4497のほうが良かったかなと感じました。ですがやっぱりハイエンドの風格につながるような余裕がなく神経質できつめな音がすると感じる部分が明確にありました。

Vivaldiはとにかく余裕があり出音が自然で力みがありません。ふわっと空気のように音が出て来る印象です。本当は非常に力強いのでしょうが全く力みがないので力強いという印象よりは空気のような軽やかな出音に感じます。

Vivaldiの高音の脚色や色付けについては巷で言われているほどではありませんでした。むしろVivaldiよりDAVEの高音のほうが滑らかなのですが質感に強い癖があると思いました。FMプリと比べると美音といえるような色付けは少なく、基本に忠実で高性能DACというイメージの音です。よくdCSは空気感や高音の演出について言及されることがありますが、個人的な印象では最大の特徴は音色というより余裕のある出音にあって、その余裕がありすぎる出音がまるで空気のような出音だと感じさせる要因であると感じました。

音の分離云々よりも出音の余裕こそがVivaldiの特徴であり優位性だと思います。

この日は持ち込みしたものの鳴らさなかったDAVEですが、4497とVivaldiの比較の感じからDAVEとVivaldiを比較したどう感じるかも予想してみます。おそらく音の分離だけならVivaldiよりDAVEのほうが良いと思います。しかしDAVEではVivaldiのような雄大さや広大さや余裕を感じることはありません。

DAVEは左右の広がりが狭く高音に強い個性(エネルギーが集まっている感じ)があります。このDAVEの個性は電子音楽などとは非常に相性が良いのですが、反面生楽器のリアルな録音では若干違和感があるように聞こえます。特に弦の高音は生音とは異質に聞こえます。またDAVEは低音の物量、左右の定位の正確さ(クロストーク性能)が明確に不足しています。なのでこれらの要因によってDAVEは高性能で高分解能でありながらも雰囲気に余裕がないと感じる部分がより際立ってしまうでしょう。

最終的にはVivaldiとDAVEの比較では音楽に何を求めるかによってどちらを選択するか分かれそうです。分解能や細部のディテールを重視するならDAVEですが、レンジや空間の広さや出音の余裕を重視するならVivaldiです。

最後にまたAK4497の話に戻りますがAK4497は素子自体に「余裕がなく神経質な音がする」という側面がありますので、Vivaldiレベルとの比較になると素子が持つ個性が支配的となり、最後の超えられない一線としてICの個性が浮き彫りになってしまうと思いました。かなり設計面でカバーしていますがAK4497ではVivaldiのような余裕を出せるとは思えません。この余裕は低域がしっかり出ているとかそういう次元の話ではないからです。当方のDACも帯域バランスは十分に広く感じますし低音もしっかり出ていたので電源の物量が明らかに不足しているという印象とは別物です。

いまのところこういう雰囲気レベルの神経質さはパターンや部品の配置によって、電流をどれだけスムーズに流せるかの違いだと思っています。なので小さいICに大電流を流す構造自体がそもそも不利です。これはAK4497だけじゃなくてES9038も同じ課題を抱えていると思いますね。だからこそそういう部分の問題を根本的な基礎設計面から解決しない限りVivaldiのような雄大で余裕のある音は出ないと予想します。

SilverCore 833

ドイツの真空管アンプキットのようです。化物じみた巨大真空管を使ったアンプです。

http://silvercore.de/roehrenverstaerker/silvercore-reference/

ここではNcoreを使ったパワーアンプと比較させてもらいました。1200Wの電源を積んだNcoreなので殆どのアンプと比較しても十分パワフルな内容だったのですが、この真空管パワーアンプとの比較ではかなり不利でした。

SilverCore 833は出音が非常に透明で、柔らかいのに力強い音がでていました。これも出音に凄く余裕があります。オルフィさんのシステムにはしっかりとした統一感がありますね。

このNcoreも標準品のNcoreではなくて自前設計のオリジナルバッファ+電源を搭載したものですから、基礎クオリティは高くほとんどのNcoreアンプより綺麗な高域と透明感を持っている筈なのですが、質感がまだどことなくパサパサしており神経質まで行かないですがもうちょっとゆとりがほしいかなって感じる部分がありました。この辺はもう真空管とD級という方式の差によるものなのかもしれません。あとは電圧と電流による物量差の世界とも思うのでなかなかこれ以上は厳しいですね。なんとSilverCore 833は電圧1200Vだそうです!

ということでパワーアンプもDACと同様に出音の余裕において差を感じるところでした。

しかもDACとは違ってパワーアンプのほうはNcoreの音楽的優位性がほとんどなかったかなと思います。といってもNcoreも比較してがっかりするほどの格差はなかったですし、D級でありながら真空管と比べて高音の質感がザラッとしていて悪いとかはなかったので、クオリティは決して絶望的な差じゃないですが、正直言って音だけならNcoreよりSilverCore 833のほうが良いと思いましたね。

ただこの真空管アンプは巨大な筐体で発熱も電気の消費もすごそうですので、Ncoreの優位性は非常に省スペースかつ電力を使わない熱も出ない、その割には十分比較できるレベルで音も良いという、実用面が優位性になりそうです。

使用している真空管 833Cスペック

http://www.tubeampdoctor.com/en/shop_Other_brands_OEM_Tubes_HiFi_Triodes_Transmitting_Tubes/833C_1342

833C Transmitting tube with graphite anode (socket not included)
Also used High-End Audioamplification: Silvercore 833C and WAVAC 833.
Power up to 1800 Watts with forced air cooling.
Matching sockets: S2-833 + 2x SPC14

Specification:
Anodevoltage: max. 4000V
Anoden dissipation: max. 300W
Output power : >1.0kw
Filament voltage : 10 V
Filament current : 10A
Amplification factor:35
Frequency: 30 MHZ

Sonus Faber Stradivari

このページを見ているような方には説明不要かもしれません。

このスピーカについての個人的印象はこちらに印象を記載しているのでこちらを参考にしてください。記事の一番下にこのスピーカで感じている印象がまとまっています。

2016インターナショナルオーディオショー感想+おまけ

ただしオルフィ邸の環境で感じた音は上記の印象よりもさらに力強く引き締まっており、一般的なソナスのイメージとはだいぶ違う部分もありました。

まとめ

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統一していると感じたのが「余裕」です。FMもdCSもSilverCoreも例外なくそうです。美音系も特徴ではあるのですが、これはFMプリによる色付け要因が大きいので、それより出音の余裕が全体で共通する方向性だと感じました。

音の仕上がりにはほかにも宇宙的ケーブル、空気清浄機、除電器などによる影響もあるそうで、単純ではない世界が広がっていて恐ろしいです。このあたりは次回に体験したことを詳しくまとめたいと思います。

オルフィさんの家の音について感じたのは以上です。

おまけ

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こんなところにFM155らしきものが無造作に放置されていました!ハイエンドブランドもこんなところに押し込められていては何か別のものに見えてきます。こういうところもオルフィさんの器の大きさを垣間見た気がします。

次回予告

次回はこちらの自宅に来ていただいたときにいろいろ試した結果をまとめたいとおもいます。

  • キーエンス製除電器とORB除電器SN-03の比較
  • 空気清浄機による音質への影響
  • リモコンによる音の差
  • 宇宙スペックなデジタルケーブルと電源ケーブル

 

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作曲少女の感想、素人向けの耳コピの方法

作曲少女ってこれです!

【作曲少女】楽しみながらよくわかる! 作曲入門ライトノベル『作曲少女~平凡な私が14日間で曲を作れるようになった話~』

番外編が連載されていますが、こちらは無料で読めますので合わせてこちらもおすすめしておきます。結構ためになるお話が続いています。

【作曲少女Q】~作曲少女・番外編~デジランド独占公開スタート!

実は最近読んだのではなくて大分前に読んでいたのですが、今更ながらこの本を読んで思ったことを書いてみたいと思います。長いので興味がない人は帰宅推奨です!

Continue reading “作曲少女の感想、素人向けの耳コピの方法”

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KaNaDe 01 その特徴と使い方

2017/06/27 補足を追加しました

こちらの製品をお借りしたのでレビューをアップしてみたいと思います。

公式サイト:http://composite-inshulator.p2.weblife.me/lineup.html

DACに使ったときの第一印象は余韻が強調されて色が乗るイメージでした。中高音は響いて余韻が伸びます。低音の厚みも若干ですが増えます。全体的に響きを載せて音作りがなされている印象です。響きと言っても複合素材のようなので金属っぽいとか明らかにわざとらしい響きが乗るわけじゃないのですが、全体的にほんのり薄くリバーブがかかったようなイメージです。

これによって原音に近づくとか生楽器のような音が出るという謳い文句ですが、余韻を追加して解像度が上がるわけはなく、逆に余計な響きが乗るのでセオリー通り見通しは悪化します。

普通ミックスでリバーブを足すことは解像度を増やす行為ではありません。むしろリバーブ過多で音がぼやけてしまうのは初心者がやる失敗です。まぁその音が心地よかったりってのは確かにあるのですがそれは曲によります。ということで第一印象はあまり良いものではありませんでした。

しかし世間で高評価をされているので何か良い理由があるはずと思い、適合する音源を探しました。最初は低音が厚く余韻が追加されるのでR&B系、弾き語りレベルの編成のバラード等、低音が重くなっても良いジャンル、楽器数が非常に少ない曲で選んでいたのですが、それによる変化は所詮「好みの領域」という印象でした。決して原音とか生楽器とか大げさな音が出ることはありません。

しかしその印象が大きく変わったのは偶然に古い録音を再生したときです。古い録音と言ってもレコード時代まで遡るわけではなくて、もうちょっと手前くらいの時代のものです。丁度80年代~90年代くらいのデジタルシンセ+デジタルリバーブ+デジタル録音のややロービット系の音源と合わせたときに印象が大きく変わりました。

その時代のいろいろな音源で試してみると、ザラッとした質感がなめらかになって階調が深くなり細部の見通しが改善しました!しかもそういう音質の楽曲なら音数が増えても問題ありませんでした。

当時の音質はデジタルの初期なので機材の質もそれほどではないので、質感もデジデジしていて高域もザラッと砂が撒き散らされたような音質が多いのですが、こういう音源にKaNaDe01を使うと音が滑らかになって解像度が上がるようです。時代やソースの種類限定で威力を発揮することがわかりました。

この原理はアナログディザーといえば良いのでしょうか。デジタルの階調をアナログの振動で散らして階調を補完し解像度を高めるイメージです。やっていることはデジタルのディザーに似ています。なのでこの手法はそういう音質のソースにだけ音質改善効果があります。スネアにゲートリバーブ使ってるような時代から90年台中期くらいまでの音源限定のイメージです。

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ここでいう中央の画像に相当するような音源を再生すると右のようになるわけです(イメージなので実際にこういう状態ということではありません)。

ただし左のようなソースに使ったときはノイズが追加されるのと同じなので解像度は低下します。左に該当するソースとは、デジタル機材が出てくる以前のフルアナログ時代の音源、デジタルが進化して高解像度化してしまった時代のソースなどが該当します。これらには基本合いません。

現代では非常に高性能なデジタルリバーブもありますし高解像度サンプリングの音源があります。録音機材もデジタルばかりにはなりましたが昔よりも質はかなり向上しました。こういった音源だともともとの綺麗な質感に余計な振動と余韻が追加されてしまいます。

ということで、KaNaDe01は新しい発想のインシュレータであり、適合するソースならCDに収録されている音以上の音を出せる可能性のある製品だと感じました。そのかわりどんなソースでも音が良くなるような万能型のアクセサリではないと思いました。

疑問

ですがネットでいろいろ評判を調べると悪い意見は殆ど見かけません。こちらの環境では一部の年代を除く殆どすべてのソースで劣化が見られるのでネットでの評判とはだいぶ印象が異なります。何故でしょうか?

この理由について考えた結果は次のとおりです。

古い録音じゃなくてもDACの性能が不十分でデジタルらしさが残っている場合などでは、KaNaDeのアナログディザー効果で音の荒さが緩和され、上記のような限定年代のソースと同じような理由で解像度が上がる可能性があるのではと思いました。そう考えると使用箇所がDACやCDPなど上流に推奨されているのも納得できます。

恐らく中価格帯(目安で30万円以内くらい?)までのほとんどのDACやCDPではよく聞こえる可能性があるのかもしれません。システムのデジタルっぽさがどの程度残っているかによって、この製品の効果がよく聞こえるか悪く聞こえるかの「しきい値」があるということです。

この考え方がアナログディザーという製品の効果から推測したとき最も妥当な結論です。

逆に一線を越えているDACを使っていたり、デジタルらしさを他の要因でうまく緩和が出来ているシステムの場合にはKaNaDeの副作用が見えてしまう為、上記のような限定されたソースの時だけに良い効果が出ます。

まとめ

システムにデジタルっぽい質感が残っており、それを緩和したいというニーズにはよく適合するアクセサリです。ソース+システムのレベルによって印象が大きく変わるアクセサリなので事前の試聴はした方が良いと思いました。

また十分デジタルっぽさを緩和出来ているシステムであっても特定の時代のソースには適合するので、そういったソースを好んで聞く場合にはこの製品を試してみても良いと思います。

補足

型番とその特徴について補足です。ツイッターで情報をいただきましたのでこちらに紹介しておきます。上記の感想は参考までにお願い致します。

 

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大瀬良あい解脱のお知らせ

全国の同志各位、こんにちは!
いつも格別の生暖かい応援を本当にありがとうございます。
Innocent Key代表(笑)の小紺ココです°˖✧◝(*>△<*)◜✧˖°
さてさて、本日は大事なお知らせがあります。
Innocent Keyメンバーの大瀬良あいが、このたび解脱することになりました!

■ 解脱…?  #とは

と、いう感じではてなマークが乱舞することになってしまいそうですので分かりやすく翻訳いたしますと、あいちゃんがIKの所属メンバーとしてではなく、今後フリーのアーティストとして活動して行くことになりました!それを受けて、あいちゃんにコメントをお願いしてみましたところ…

かたい!かたいですね!あいちゃんの真面目さが伺えます。あいちゃん真面目で素直でいい子ですよ!引き続きよろしくお願いいたします!(営業)
ちなみにご依頼に関して、あいちゃんへのゲストご依頼はほぼ全て、本人に直接お声掛け頂いていました。ですので実はこれまでと全くご依頼形態は変わらないのですが、ご新規さんにはその辺分からないと思いますので念のため、いい感じに発言してくれています。ちなみに8年間のIK所属中、IK公式を通してのご依頼はたった数回…!あいちゃんの人望が伺えますね!ひゅーひゅー!

「ちっ、じゃあ始めから脱退って言えよ紛らわしいな」
というお声があるかもしれませんが、解脱ってピッタリなんですよ!IK所属の頃、IKとしては、IK作品の支障にならない範囲なら基本的に自由な活動をしてねーという感じだったのですが、真面目なあいちゃんは「所属なのにIKよりたくさんの頻度で活動したらダメかな、でもご依頼くださった方に申し訳ないな…」という感じで、日頃から結構悩んでくれていたみたいなんです。けなげ!それなら心に引っかかりのないように、フリーランスで伸び伸び生き生きと活動してほしいな、ということで今回の決定に至ったわけですね!

※解脱 …俗世間の束縛・迷い・苦しみからぬけ出し、悟りを開くこと

■ ぶっちゃけちゃう

ちらっと気づいた同志もチラホラいらっしゃるかと思いますが、多分ボクのひ弱さがそもそもの原因になったのかなと思っています。企画進行担当のボクが年々じわじわと弱って行くに従って、数年前から、IK作品の新規発表が段々滞りがちになっていました。それまでは例大祭とコミケ、あわせて年3枚のペースでフルアルバムの制作をしていましたが、今では年に1枚か2枚新譜を出せたらいいところになってしまっています。それでも気長に待ってくださる同志には本当に感謝していますし、嬉しいし大好きやなぁと思っています(>_<。)

ただ、そうやってIKの新譜発表速度や活動が鈍って行くにつれて、真面目なあいちゃんを追いつめてしまっていたのかなと思うのです。あいちゃんは本当にIKを大事に思ってくれていたので、「気にしなくていいよ」と伝えたところで苦悩は尽きず…辛い思いをさせてしまったなと申し訳ない思いです…。ボクが健康な身体だったら、あいちゃんにしてあげたいことはたくさんたくさんあったのですが、まずは自分のリハビリから頑張らないといけない身です。そういうことはもっと元気になってから言いなさい、ですよね!頑張ります!

■ 夏コミについて

この流れで唐突ですが、IKは夏コミに当選しております°˖✧◝(*>△<*)◜✧˖°

IKコミケ2017夏
金曜日 東地区 ”ほ” ブロック 08b

に配置して頂いています°˖✧◝(*>△<*)◜✧˖°ありがとうございます!新譜の内容について変更がありますので、以下にて触れさせて頂きますね!

■ 頒布予定だった「アイヒメソロミニアルバム」について

このアイヒメプロジェクト、実は一昨年からボクが延々と温めていたあいちゃんのプロデュース企画だったんです。アイヒメの魅力をギューッと凝縮した1枚を出す予定だったので、曲の方向性もビジュアルもかなりこだわってコッソリ進めていました。ですがあいちゃんが所属ではなくなるので、ボクがしゃしゃり出て偉そうにプロデュースするのもどうなの…!ということで夏コミのオリジナルアルバムは、IKがカッコいい曲をたくさん集めたカッコいいセレクションを作ることにしました!あいちゃんももちろんいるよ!コンセプトCDではなくなるので、曲数は増えてフルアルバムになると思います。お楽しみに°˖✧◝(*>△<*)◜✧˖°

■ 最後に

最後になりましたが、8年もの長きに渡って、IKを愛して、支えて、一緒に切磋琢磨してくれたあいちゃんに、最大限の感謝とお礼を言わせて下さい。苦しいことも辛かったことも、嬉しかったことも楽しかったことも、制作のよろこびも同志のみんなにもらった感動も、全部全部一緒に分かち合ってきたね。お歌も演技ももっと上手になってIKに貢献したいって、いっぱいいっぱい努力してくれたね。あいちゃんのお歌がどうやったらもっと魅力的で、もっと個性を引き出せるのか、何回も何回も集まって、何時間も何時間も話し合ったりしました。あいちゃんはがんばり屋さんなのでたくさん努力を重ねてくれましたし、努力が実って、本当に本当に魅力的なボーカリストさんになったと思います。8年間、一緒に頑張ってくれて、一緒に歩んでくれて、本当に本当にありがとう。でもこれが終わりじゃないよ。今この瞬間から始まる未知の領域こそが、ボーカリスト大瀬良あいとしてのスタートです。IKを離れたら守ってあげられることもなくなるから、壁に打ち当たること、うまく行かないこと、歯を食いしばって耐えなければならないことが今まで以上に襲ってくるかもしれません。でもあいちゃんならきっと大丈夫。持ち前の真面目さと誠実さと頑張りで、ボーカリスト大瀬良あいとしての道を歩み続けて行けると信じています。フリーランスになって、あいちゃんの個性や魅力を存分に活かしたより一層の活躍を見せてもらえることを楽しみにしています。いっぱいいっぱい、ありがとう!これからも応援してるよ!!

フリーランスという形を取ることになりましたが、あいちゃんとボクが仲良しさんなのは変わりませんし、今後IKと関わりがなくなるということはありません。なんと夏コミの売り子ちゃんもIKでしてくれます!な、な、なんだってー!!いやほんまちょっと聞いて、聞いて! icon-heart-o  夏コミね、売り子ちゃんがボクひとりになるって言うたら、「身体心配だから助けに行くよ!」って icon-heart  icon-heart  えへへえへへ(*ノノ) icon-heart  ということで、夏コミは変わらずココ㌧とあいちゃんのふたりでお待ちしています°˖✧◝(*>△<*)◜✧˖°

今後のIKは、yohineさんのオーディオと、ボクの音楽活動という2つの柱で活動して行くことになると思います。それぞれに出来る限り全力で創作活動をしていきますので、これからもInnocent Keyへの変わらぬご支援となまあたたかーい応援を、ぜひぜひよろしくお願いいたします!°˖✧◝(*´△`*)◜✧˖°

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Innocent Key
代表 小紺ココ

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春のヘッドフォン祭2017レポ後編 -私立イノキー学園オーディオ部-

※注意
ここにはイヤホン&ポータブル関係の感想はありません。また、オーディオに関する感想は個人の感覚です。この記事は事実のみをレポートしておりますが、イノキー学園オーディオ部のキャラクターには多少のフィクションが含まれます。

■後半を待っててくれてありがとう!別に待ってなかった方も読んでくれてありがとう!

アイヒメ
 さて、私たちイノキー学園オーディオ部春のヘッドフォン祭2017にお邪魔しているわけですが…ココタン、前回春のヘッドフォン祭2017のレポ前編を発表してからもう1ヶ月も経ってしまいましたよ!

ココタン
わーーーーーんごめんなさい!最近ちまたで「空気録音」っていうのが流行ってて、それが面白すぎてつい!つい聞き漁ってしまったんよーーー!オーディオへの情熱は失ってないから許して!

アイヒメ
空気録音?

ココタン
そうそう!自宅のマイオーディオルームでな、お気に入りの音源を流した映像を動画撮影してツイッターにアップ!自慢のオーディオセットサウンドをみんなに聞いてもらったり、逆にみんなのサウンドを聞かせてもらったり出来るんよーーーー!なかなかオーディオフレンズって多くないからお宅訪問させて頂ける機会も少ないし、気軽にみんなのオーディオを聞かせてもらえて幸せ満載な試みなんやよー!

アイヒメ
要約すると、色んな空気録音の視聴に夢中でレポ後編の執筆が遅れしまった、と…。

ココタン
うわーーーーんんんん!!!その通りでございますーーーー!!!ごめんなさい!その分いつも以上にオーディオ愛を込めてお届けするから許して!!

ブチョー
………(ハー)

アイヒメ
あっ、ココタン!ブチョーから何か呆れているような気配が漂っていますよ…!

ココタン
うええええ、ブチョーもごめんよーーー!

ブチョー
………

ココタン
ううう、わかった!わかったよー!無駄口たたかずにどんどんレポ進めて行きます!気長に後半を待っててくれた同志もほんまにありがとうーー!!いっぱい愛情込めて書くからね!

■引き続き13F

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ココタン
さてさて前編から引き続き、13階をどんどこまわって行くよー!!

アイヒメ
ここにはどんなおじさまがいらっしゃるんでしょう…ドキドキ icon-heart 

ココタン
んっ?アイヒメはどこか行きたいところあるん?

アイヒメ
へっ?!えっ、今私、声に出てしまってましたか?!

ココタン
うんうん、何かおじさまがどうとかって…

アイヒメ
ひえっ!い、い、いやその、なななななんでもないです!気にしないで下さい!!!!

ココタン
そう?それやったらいいねんけど…行きたいところがあるなら遠慮せずに言うてな?

ブチョー
………(スススススッ)

アイヒメ
ああっ!ほら!ブチョーがお目当てのメーカーさんに行くみたいですよ!行きましょうココタン!置いて行かれますから!ね!ね!ね!

ココタン
うわあああほんまや!やばい!置いてけぼりはあかん!急いでついて行こう!

■AUDEZE

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ココタン
きゃああああああああ!おーでじーさんですやん!おーでじーさんですやんかー!

アイヒメ
ココタン落ち着いて…!ここはAUDEZEというメーカーさんですね。

ココタン
そう!そうなんよ!私のマイヘッドフォンがAUDEZEさんのSINEたん(密閉型)で、なんとブチョーのマイヘッドフォンもAUDEZEさんのLCD2たん(開放型)なんやよーーー!!いつもオーディオ部の耳がお世話になってます!勝手に!!

アイヒメ
こ、ココタン落ち着いて…!

アイヒメ
ココタンのハイテンションがマックスすぎて会場から浮いてる気がします…!AUDEZEスタッフさんはご迷惑そうな表情をしていないでしょうか…?(チラッ)

「………………………」

アイヒメ
無表情、無反応、その上私たちへの興味皆無でしたーーー!!! …でも、クールなおじさまのご様子もちょっとステキです…! icon-heart 

ブチョー
………

ココタン
おっ、ブチョー!どの機材を狙ってるんかと思ったらLCD4たんやん!ハイエンドな方の高級ヘッドフォンやん!LCD4たんは見た目の木目が高級感を醸し出すオーラばりばりっていうところも然ることながら、やっぱり気になるんはその音質よね!!LCD2たんが$995(大体12万円)、LCD3たんに進化して驚きの$1,945(大体25万円)、そして更にフラッグシップとしてデビューしたLCD4たんはなななーんと!お値段まさかの$3,995(大体56万円)!!倍々(12万→25万)からの倍以上(25万→56万)にド進化したお値段を見ると、どれだけ音質が凄まじくレベルアップしてるんか激しく気になるよーー!!

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ブチョー
………(ゴゴゴゴゴ)

アイヒメ
あっココタン、ブチョーがおもむろにLCD4を装着しましたよ!

ココタン
来たな!あれは本気の構えやな!あっ、しかもAUDEZEさん、CDプレイヤー置いてくれてはる上に、盤をご自由に変えていいですよ的な置き方してくれてはるやん!

アイヒメ
それって何かいいことあるんですか?

ココタン
大アリやよ!おうちでしっかり聞き込んでる曲を持ち込めたら、外で聞き比べするときにその聞き慣れた曲で音質とか音の方向性を比べられるやろ?やからお部屋とか機材が変わったときに、違いとかそれぞれの特色とかが分かりやすくなるんよ!

アイヒメ
なるほど!確かにそうですね!

ココタン
そういう、比較視聴のとき分かりやすくするために基準にする聞き慣れた音のことをリファレンスって言うんよ!自分の好きな曲をリファレンスにする方もいてはるし、中にはオーディオマニア御用達の、録音状態と音質が最強っていう曲なんかもいくつかあってね!例えば…

ブチョー
………(サッ)

アイヒメ
あっ!ココタン!ブチョーが何やら持ち込みCDを取り出しました!あれが今聞いたリファレンスなんですね!何だかかっこよさそうなCDと…あれ、あれ?なんだか随分可愛らしいジャケットイラストのCDが出てきましたよ。何だかどこかで見たことのあるような…

img_8110

ココタン
えっ!えっ!えっ!あれってもしかして、ゆ、ゆ、「ゆるポカ」?!えええっ!!ピュアオーディオ機器のリファレンス音源やで?!普通ピュアオーディオの視聴って言うたら、フルオーケストラとかのクラッシックを定番で聞くもんやで?!それやのによりにもよって!よりにもよってっ!!なんで?!なんであんな萌えっ萌えでキュンっキュンなCD(IK調べ)を持ってきてしまったん?!

ブチョー
………(スッ)

アイヒメ
あ、よかった!かっこよさそうな方のCDで視聴するみたいですね。

「Gil Shaham & Jonathan Feldman - The Devil's Dance」の画像検索結果

ココタン
うわあああびっくりした!思いとどまってくれてよかった!!ナイスブチョーGJ!!!ちなみにあれは「Gil Shaham & Jonathan Feldman – The Devil’s Dance」っていう生楽器録音系のCDで、ヴァイオリンとピアノの美しい旋律が聞けるメッチャいい作品やよ!弦楽器は音の帯域が人の声より遥かにずっと広いから、オーディオ機器の質によってはバランスよく鳴らすのが難しいって言われてるんやけど、全帯域をちゃんときれいに鳴らせられるかどうかが勝負やな!しかもヴァイオリンとピアノのみっていう楽器数の少なさやから、音が鳴ってないところの静寂感をどういう風に表現して再生出来るか…とかとか色々聞きどころがあってな!いやーー、あのCDで聞き比べするときは楽しいよーー!!

アイヒメ
なるほどなるほど、比較視聴するのにうってつけのCDなんですね。

ココタン
そうそう!

ブチョー
………(ソッ)

アイヒメ
あっココタン!ブチョーが何食わぬ顔で「ゆるポカ」をセットしましたよ!!

ココタン
ええええちょっとブチョー!!こらブチョー!!何も思いとどまってなかったやん!!さっきの安心とGJ返してよ!って言うか天下のハイエンドヘッドフォンメーカーAUDEZEさんブースで何やってんの!!!

アイヒメ
しかも普通に聞いてますよ「ゆるポカ」を!!高級ヘッドフォンで!!!

ココタン
あああああああやめてぇえええええええ!!!いや別に「ゆるポカ」を作ったのは小紺ココさんやし!オーディオ部のマネージャーたる私には全然!全然関係ないんですけど!そりゃもう全然全く関係ないんですけどもーーー!!

アイヒメ
ああっ!ココタン落ち着いて!

ココタン
はっ!あかんあかん。「ゆるポカ」と私は全然全く微塵も関係ないはずやのに、なぜか不思議と取り乱してしまったわ…!

ブチョー
………

 [ブチョー視聴中]
ココタン
おっ、ブチョーLCD4たんの視聴が終わったみたいやな!

ブチョー
………

アイヒメ
何だか仏様みたいな雰囲気になっていますね

ココタン
どういうリアクションやねん!読み取りにくいわっ!(笑)
よし、こうなったら私らも視聴させてもらおう!!アイヒメお先にどうぞ!

アイヒメ
はい!聞かせて頂きます!

 [アイヒメ視聴中]

img_8093

アイヒメ
はー…!なるほどです。ココタンもどうぞどうぞ。

ココタン
わーいありがとう!ひゃーわくわくするなー!

 [ココタン視聴中]
ココタン
むひゃーわー!こうきたかー!!アイヒメどう思った?どう思った?

アイヒメ
なんだかこう、力強くて音がハッキリクリアに聞こえるのにホワっとみずみずしい感じがしました!音の場所もしっかり分かってすごかったです。

ココタン
せやなせやな!もともとLCD2たんも解像度が高くて低音の下支えがガッツリ力強い、しかも音場が広くて定位もいい感じやったんよね。でもLCD4たんはさすがの貫禄っていうか!LCD2たんよりも更に音の粒子が細かくて、静寂部分がさらに静寂になってる気がするーー!LCDシリーズに特徴的な低音の力強さはそのまま、っていうかもっと強くなったよねこれ!私はもともと低音の感度が悪いからちょっと細かくは分からへんけど…。繰り返しになってしまうけど、印象的やったのは音と音の間の静寂やな!ヘッドフォンが働いてる間っていうか、駆動して音を鳴らしてる間のノイズが減ったってことかな?それとも繊細な表現が出来るようになったからこそ、音ひとつひとつの分離がよくなったっていうことかなー?うーん自信ないなー!

アイヒメ
なるほど、私とココタンで意見が微妙に違って面白いですね

ココタン
うんうん、オーディオはこうやって語り合うのがやっぱ醍醐味やよ!意見交換出来ると自分になかった視点から意見をもらえたりして、新発見できたり新しい気づきが生まれたりすることも多いからなー!ということで大本命のブチョー!LCD4たんの感想きかせてーー!!

ブチョー
LCD2を持っているのでチェックしてきました。LCD4は初試聴です。

まずLCD2の特徴ですが、下まで伸びはあるがややゆったりとした低音+澄んでいて透明感があり、雰囲気としてはわずかなコクの有る中高音です。低音の量感がかなりあるのでぱっと聞いた感じは低音寄りのバランスに聞こえやすいのですが実は高品質な中高音も特徴となります。奥行きの深さもハイレベルかと思います。

ただしLCD2は駆動力のあるアンプを持ってこないと低音がスパッと切れてしまいスピードも遅いものとなってしまうという生来の鳴らしにくさがあります。良いアンプを持ってきたら下まで伸びる低音となりスピードもだんだん出てきますので、LCDシリーズを使う場合にはアンプはしっかりしたものを選ぶ必要があります。

LCD2のこの傾向は3、4と進化しても基本的に変わることはなさそうでした。

LCD4で気になったのはは能率がかなり低くなっていることです。アンプ側が同じ音量でもLCD4はすごく音が小さいです。こうなるとアンプ側の電圧がかなり高く出力できる機材を持ってこないとまともな音量でならない可能性があります。これはLCD4の最大の注意点になりそうです。

音質は全面的に改善しているとは思いましたが、ケーブルやユニットに高電圧を通して無理やりSNを上げて音質を向上させている印象もありますね。なので価格差ほどLCD2と比較して圧倒的に進化しているとは思えませんでした。

もちろん音のクオリティはLCD4のほうが上です。ですが買い替えたいと思うかと言えばもう一つです。LCD4がLCD3の価格位なら丁度良かったと思います。LCD3のときもLCD2と比較して価格差ほどの違いは感じなかったですね。それだけLCD2が完成度が高かったということかもしれません。

どうしてもこの方向性の音質でより良いものがほしい!って場合ならアップグレードは良い選択肢だと思いますが、既にLCD2を持っていて圧倒するような進化が欲しいならLCD5(予価100万円?)を待つべきかもしれません。

あとこれは音質と関係ありませんがスペースの雰囲気はあまり良くなかった印象です。スタッフさんもやる気がないのか試聴機が一台で基本放置です。お客の方で勝手に聞いて、というスタンスっぽいです。それはそれで聞く方は気楽ではありますが50万円のヘッドフォンを扱う場所という印象は感じなかったです。


ココタン
あっ、確かにスタッフさんは忍者みたいに気配を消して見守ってくれてはったなー!ドロンパ!って感じ

アイヒメ
クールなおじさまも…ステキだと思うんです…! icon-heart 

ココタン
まぁでも、それはそれで自由に視聴出来て気楽やったけどな!

ブチョー
………(ムムム)

ココタン
ええええ!ブチョーなんでそんなちょっと釈然としやん表情してるのん!ちょーーぜつコミュ障で他人から話しかけられた時は怖いくせに、逆に放置されたらそれはそれで嫌とか!なにそれ!もーーブチョーめんどくさいなーもー!

ブチョー
………(ズーン)

アイヒメ
あああああ、ココタン、ブチョーがちょっと落ち込んでますよ!何だかかわいそう…!

ココタン
ええねんええねん、人生たまには己を振り返る時間も必要やっていうことやよ!さーさーさー!次はどこのメーカーさんに行こうかなー!

ブチョー
………(スススススッ)

アイヒメ
ああっ、ブチョーがまたエレベーターに行っちゃいましたよ!

ココタン
おお?なんやなんや、フロア移動するつもりやな!さっきまでちょっと落ち込んでた癖に、オーディオのこと考えたら即復活したんやな?(にまにま) ええよーええよー!それでこそオーディオマニアやわ!

ブチョー
………

アイヒメ
ココタン、またブチョーがエレベーターからおいでおいでしてます…!

ココタン
おっおっ、望むところや!まだまだガンガン視聴するでー!どどどどどーんと来ーい!

アイヒメ
私たちは来てもらうんじゃなくて行く方だと思いますよ…?

ココタン
おおっ、そう言われてみたらそうやったな!あははー!

■6F

アイヒメ
一気に6Fまで降りて来てしまいましたね

ココタン
基本的にブチョーの気になるメーカーさんだけをまわってるからね!今回はブチョー的厳選ラインナップなんやよ!それにしてもこのフロアも高級感やばいなー!

アイヒメ
なんだか建物自体、というか全てが高級な気もしてきました…!

ココタン
それな…!ちなみに6Fはイベントスペースと小部屋がいくつかあるんよ。今までのフロアと違って、ひと部屋あたりに展示してはるメーカーさんの数はぐぐっと少なくなるから、更にゆったり視聴出来るかもしれへんなー!

ブチョー
………(スススススッ)

アイヒメ
わわ、ブチョーが一目散に小部屋の一つに入って行きますよ!

ココタン
ほほー、あそこはフラワールームやな!っちゅーことは、お目当てはもうあそこしかないんちゃうかなー!(にまにま)

アイヒメ
ええ!ブチョーの表情すら見ていないのに?!ブチョーのお目当てというか、視聴しに行きたいメーカーが分かっちゃったんですか?!

ココタン
ふっふっふー!いい音聞かせてくれはるメーカーさんやよ!私らも行こ行こ!!

■CHORD

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アイヒメ
わあ、このお部屋、これまでお邪魔したフロアに増して高級感がありますね!

ココタン
ひと部屋に2メーカーという余裕のあるブース配置、煌めきと上質を振りまくかのようなシャンデリア、そして中央には丸テーブルを彩る染めシルクの光沢あるテーブルクロス、そしてその上にセンスよく並べられたカタログ群…!やばいこれ、このお部屋ドレスコードが存在しそうなくらいラグジュアリーやな?!

アイヒメ
確かに…。この雰囲気なら、正装をした美男美女がシャンパンを片手に談笑していても納得してしまいそうですね…!

ココタン
わ、私ら普通の制服やけど入っていいんかな?!いやもう既に足は踏み入れてしまってるし、たとえ入室が許されへんくても手遅れなんやけどな?!えっえっどうしよう!!もしかしてドレスコードに引っかかって屈強なムキムキお兄さんにつまみ出されてしまったりしてしまうんかな!??!?!?!?!?!

アイヒメ
お、落ち着いてココタン!制服だって立派な正装ですよ!
ココタン
はっ、そうか!確かに冷静に考えてみたらそうやったな…!

ブチョー
………

アイヒメ
あっ、あちらにブチョーがいましたよココタン!

ココタン
おおっ!やっぱりCHORDさんのとこか!

アイヒメ
ココタンもご存知のメーカーなんですか?

ココタン
もちろんやよ!CHORDさんといえば最近はポータブルのMojoたんHugoたんがすごく評価されてたくさん売れたから、ポータブル好きな方たちの間でも有名になってきてるな!でも元々はDAVEたんみたいな、据え置き型のハイエンドオーディオをやってはるメーカーさんなんよ!

アイヒメ
えっ?!喪女とハゲとデブ?!ココタンひどいです!そんなこと言う人だったなんて…!

ココタン
なんっでやねんっっ!!!
全っ然ちゃうしっ!全っ然ちゃうよね?!むしろなんでそんな風に聞こえてしまったん?!どれもれっきとした商品名やからね?!

アイヒメ
えっ、違ったんですか?なんだ、びっくりしちゃいました。

ココタン
いやいやこっちがびっくりしたから!冷や汗出たわー!もー勘弁して!(笑)

アイヒメ
すみません…。

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ココタン
ええよええよ!分かってくれたらそれでええんやよ!ちなみにDAVEたんはCHORDさんのフラッグシップって言うて、CHORDさんのラインナップの中で一番音質がいいDAC(デジタルアナログコンバーター)やねん!このDAVEたんはマジでハイクオリティでな、お値段は約160万円と一見お高いねんけど、海外のレビューではなんと!300万円クラスのDACにも引けを取らへん高音質やって大絶賛された、お値段以上過ぎる名器なんやよ!

アイヒメ
なるほど。お高いけど、それ以上過ぎる価値があるお得商品ということなんですね!

ココタン
そうそう、そゆことそゆこと!もちろんそりゃあね!お得って言うたって一般人の金銭感覚で考えたらめっちゃお高いから、私ら学生には到底お買い上げ出来る気軽さじゃないねんけど…。

ブチョー
………(サッ)

アイヒメ
あ、ブチョーがまたおもむろにリファレンスCDを取り出しましたよ!

ココタン
ふぉおおお、そうやったー!今回CHORDさんはBlu mk2たんっていう新作のハイエンドCDプレイヤーを展示してくれてはるはずやねん!

アイヒメ
海外でも製品の音質を高く評価されているメーカーの新商品ですか…!何だかすごそうな予感がします。

ココタン
ちなみにお値段は約140万円でっす!既に販売されてるBluたんの進化版やねん!むおおお、Bluたんと比べたらボタンが減ってスッキリした印象になったよー!見た目は前よりBlu mk2たんの方が好みかも!本日の視聴セットはBlu mk2たん+DAVEたんやから…つまりメーカーさんのOKさえ出たら、リファレンスCDをCHORDさんご自慢のフラッグシップセットで視聴出来るってことやな!わくわく!

アイヒメ
2台を合計すると…つまり約300万円の音っていうことですね…!な、何だか視聴するのすら緊張してきました…

ココタン
あああごめんねアイヒメ!お値段のお話はあとでした方がよかったかもなー(泣)

ブチョー
………(ソワッソワッ)

アイヒメ
あっ、ココタン!ブチョーが!!ブチョーがなんだかCDをケースから出して不穏な動きをしています!

ココタン
あかんブチョー!勝手に高級CDプレイヤーへ持ち込みCDを入れようとしたらあかん!!!スタッフさんからの許可も取らずになにをしようとしとんねん!!!めっ!!!!

ブチョー
………

ココタン
そんな捨てられた子犬みたいな目してもあかんもんはあかん!今スタッフさんにお願いしてあげるからちょっとそこで大人しく待ってて!!

アイヒメ
こ、ココタンはエスパーなんでしょうか?私はガスマスク越しなので、子犬の目線どころか…表情自体に全く変化を感じられませんでした…

ココタン
あっ、スタッフさんすみません!もしもよかったら、Blu mk2たんに手持ちのリファレンスCDをセットして視聴させて頂いてもいいですか?

「もちろんどうぞどうぞ!聞き慣れた音源の方が評価して頂きやすいですからね!(ニコニコ)」

アイヒメ
こちらのスタッフさんはおじさまじゃないんですね。ちょっと残念です…。でも、お若いからかパワフルでハキハキと明るくてノリがよくて、とてもフレンドリー…!私みたいな素人でも視聴しに来ていいんだなって思えます…。

ココタン
わーいありがとうございます!ほらブチョー!プレイヤーオープンしてあげるから、ハイエンドプレーヤーたるBlu mk2たんにふさわしいリファレンスCDをどーんと入れさせてもらったらいいよ!どーんと!ほら!どー…え?あれ?あれれ?

アイヒメ
どうしたんですかココタン?

ココタン
え、あれあれ?どうしようアイヒメ!なんか!なんかどのボタンを押したらオープンされるんか分からへんくて…えっ、むしろオープンボタンなくない?えっ、これどうしたら…

「あ、お客様、これは手動になっておりまして、ここをこうぐいっと(パカッ)押し下げて頂きますと開きますよ(ニコニコ)」

ココタン
うおわあああ!ほんまや開いた!!

アイヒメ
こ、ココタン、声が大きいです…高級で静かな雰囲気のお部屋だからちょっと控えめに…!(コソコソ)

ココタン
わああああごめん!そうやな!フラワールームは高級感ビシビシやからな!おとなしく、おとなしーく…(コソコソ)

ブチョー
………(ソッ)

アイヒメ
こ、コココココタン!ブチョーが!ブチョーがまた何気ない顔で「ゆるポカ」を!!(コソコソ)

ココタン
あああああ!ぶちょおおおおおおおお!!!何やってんの何やってんの!!ハイエンドにふさわしいリファレンスCD使ってってさっき!今さっき言うたやん!!!!そんなめちゃめちゃ高級なプレイヤーとDACで!!しかもこのラグジュアリーな空間で!!なんでそんな萌え萌えきゅんきゅんしたいの!!!!!ちょっともうハイエンドメーカーさんとシャンデリアと機材と世界に謝って!!!!!!!!!(精一杯の小声叫び)

ブチョー
………

アイヒメ
ココタン聞いてませんよ!ブチョーったら全然こちらの話を聞いてませんよ!!

ココタン
あああああ、140万円の高級ハイエンドCDプレイヤーに「ゆるポカ」が…「ゆるポカ」が吸い込まれて行く…!!!

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アイヒメ
ああっ!ココタンがソファに倒れ込んでしまいました…!ココタンしっかり!

ブチョー
………

 [ブチョー視聴中]
アイヒメ
…あの、ココタン

ココタン
うん…

アイヒメ
…あの、何だか、気のせいかもしれないんですが…

ココタン
うん、せやな…。開放型LCD2たんの所為で、ものすっごいラグジュアリーな空間に、明らかに不釣り合いな萌え歌声が響き渡ってるな…

アイヒメ
…その、何だか、心なしか視線も感じるような…

ココタン
うん、せやな…。フラワールーム全域から好奇と怪訝の視線を浴びてるな…。ああああああああ!どうしようもうどうしよう!めっちゃ恥ずかしい!!

アイヒメ
わ、私もですーー!!

ブチョー
………

ココタン
ブチョーはめっちゃ平然としてるな…!知ってた!ああもう知ってたそういう人やって!ああああ他人のふりしたい!

アイヒメ
パーティ会場みたいなラグジュアリーな空間の中、ハイエンドオーディオで平然とココ㌧ボイスを響き渡らせながら飄々と大音量の視聴をするブチョー、ルーム内から集中する困惑と苦笑と視線の嵐、激しい羞恥心で縮こまる私たちマネージャー…。

ココタン
やめて!冷静になろうとして客観的な視点で現状把握しようとするのやめて!

ブチョー
………

アイヒメ
あっ、ブチョーが帰ってきましたよ!

ブチョー
………(ツヤツヤ)

ココタン
ええっ、そんなにいい音やったん?やばいな!それは聞いとかなあかんわ!アイヒメ一緒に視聴しに行こ!

アイヒメ
は、はいー!

ココタン
すみませんスタッフさん!視聴をお願いしてもいいですか!!!!

「先ほどのお連れ様ですね!もちろん構いませんよ。この可愛らしい音源のまま視聴されますか?(にこにこ)」

アイヒメ
接客にブレがありません!さ、さすが高級メーカーのスタッフさん…。若いのにお心の広いご対応です…。でも気を遣って「可愛らしい」と表現して下さっているのが逆にグサッときます…!

ココタン
本当にすみません!こんな、こんな高級なプレイヤーにTPOも弁えずこんな、ニッチな趣味の萌えなCDをセットして聞いてしまって…!ピュアオーディオ界ではほぼ認められていないジャンルの曲を厚かましく…

「いえいえー。音楽の趣味は本当に人それぞれですからねー(笑)」

アイヒメ
わーーー!投げかける言葉に困ったお顔をさせてしまいました…すみません!でも困った話題にもノータイムの当たり障りない返答スキル…さすがですスタッフさん…!

「ではまずこちらでご視聴ください(にこにこ)」

ココタン
わわ、ありがとうございます!

 [ココタン視聴中]
ココタン
むあーーー!なるほど…!

「このBlu mk2は新しく追加されたアップサンプリング機能があるんですよ。これから切り替えますので、ぜひ比較視聴してみて下さいね(にこにこ)」

ココタン
なんと!ぜひお願いします!

 [ココタン視聴中2]
ココタン
ふぉおおおおおお!!わーわーわーわー!アイヒメこれ聞いてみて!これ聞いてみて!スタッフさん、この子にも同じように聞かせてあげて下さい!

「もちろんですよ。では先ほどと同じ順番で切り替えてますので、お好みの曲を決めて比較視聴してみてください(にこにこ)」

アイヒメ
はい!お願いします!

 [アイヒメ、ノーマルとアップサンプリングの視聴中]
アイヒメ
わああ、すごい…!ありがとうございました。

ココタン
どう思った?どう思った?

アイヒメ
凄い自然でした。すっきり聞けます。すっきりパッキリ!柔らかすぎず固すぎず…ストレスなくずっと聴けそうで、すっと染み込んで入ってくる感じの音だと思いました。ほかの機材で感じたみたいな、作られた感じが無かったです。ココタンはどうでした?

ココタン
もともとDAVEたんは写真で例えると解像度が高いっていうか、音ひとつひとつの粒がすごく細かく描き出されるように聞こえるんよね!音場も広いし定位もかなり分かりやすい!でも何より特徴的やなって思うのが、音ひとつひとつの力強さなんよ!粒子はそれぞれめっちゃ細かいんやけど、それが漂うようにふわっと聞こえてくるんじゃなくて…なんて言うたらいいかな、一音一音が点じゃなくて面でガツーンと聞こえてくる感じ!でも、せやからって曲を選ぶ感じでもなくて、どんなジャンルの曲でも聞きやすくならしてくれるオールラウンダーなんよね。DAVEたんだけでも音が良かったんやけど、Blu mk2たんでアップサンプリングしたらもう!更に音が澄んで、より繊細に描き出される感じがしたよ!はーすごかった!

アイヒメ
なるほどなるほどです。ココタンは私よりたくさんの要素が聞こえるんですね。すごいです…

ココタン
いやいやいやいや、私なんかまだまだやよ!アイヒメが耳の訓練を始めたばっかりやからそう感じるだけで、聞けてる音なんか一部分に過ぎへんよー!ほんまにすごいのはブチョー!ブチョーはコミュ障やしちょっと取っ付きにくいけど、オーディオの知識と音を聞き分ける耳の良さはほんまにピカイチやから!

アイヒメ
なるほど、ブチョーは尊敬すべき人だったんですね…!
ブチョー
………(モゾモゾ)

アイヒメ
あれ?なんだかブチョーが居心地悪そうにしていますよ?

ココタン
なんや、珍しく褒められたから照れてんの?(にまにま) んー、そういうリアクションは可愛くないとは言わへんけど…でも今は割と大分どうでもいいかな!!それよりBlu mk2たんとDAVEたん視聴の詳しい感想聞かせて!!

アイヒメ
ココタン、いいことを言って感動的な空気だったのに…今のひと言で台無しです…

ブチョー
詳しい技術的なことは既存のメディアに情報があるので詳しくはそちらを参照してください。ここでは音質についてだけ書きます。

DACのクオリティはDAVE単体でもこの日トップクラスのクオリティだったと思います。しかしそこにBlu mk2が追加されることでさらに、そして確実にクオリティは上がりますね。

変わる部分は高域の質感がよりなめらかで緻密になるというHugoからDAVEという従来の延長線上の方向性です。デジタルのザラザラした部分が減ってよりアナログ的になる方向性です。全帯域の例のエネルギー感も若干ですが向上するイメージです。これによる副作用や悪化する場所はなさそうですから完全なグレードアップですね。

とはいえ機材が別物になるような衝撃もなくてごく普通すぎる進化であって、そこには意外性も何もない地味な向上という印象でした。これならデジタルケーブルや電源ケーブルを変えたほうが大きな差がありそうです。

といってもそれらの手段によってこのBlu mk2と同じ音になるわけでもないし変化はあっても進化はありません。あくまで変化が同等以上に起きるという意味であってBlu mk2と同じような進化は他の手段では不可能でしょう。既に現在最高峰クラスのDACであるDAVEが更に上に行くための手段と考えるとBlu mk2は唯一無二の価値があるという考え方もあります。

しかしこの違いに+140万円を出せる人は少数だと思われます。DAVEに行けるならBlu mk2も行けるってものでもないでしょう。すごい頑張ってDAVEに行っているなら、Blu mk2はまたさらに頑張らなければならないです。それに140万円あればほかに色々な投資ができます。ですので既に他にどこも投資する場所がなくなってからの選択肢ですね。他が極まっているなら行くしか無いでしょうが…。

それとDAVEのヘッドフォンアンプ部は最高峰の品質ではありません。DACの性能が高いので結局出てくる音自体のクオリティも大変高いのですが、低音が揺さぶられるような感じはあります。これはアンプ部の問題ですのでDAVEのアンプ部の実力はGoldmundやE1Rほどの性能はありません。


ココタン
ほへーなるほどなー!ひとつの箱に入ってる製品でも、アンプの部分とかDACの部分とかに性能の差があったりするんやなー…!

アイヒメ
考えたこともありませんでした…!

ココタン
っていうかそこまで聞き分けられるブチョーすごいな!もはや変態やな!

アイヒメ
ああっ!ココタンそんな!一旦持ち上げてから落とすだなんてそんなむごい仕打ちを…!またブチョーが落ち込んでしまうんじゃ…?

ブチョー
………(ズーン)

アイヒメ
ああああやっぱり!私にも分かるくらい落ち込んでいる気がします…!

ココタン
ねーねー次はどこ行こっか!あ!そういえば去年の祭りでUTOPIAたん聞き逃してなかったっけ!UTOPIAたん聞きに行こうよUTOPIAたん!

アイヒメ
ブチョーが落ち込んでいるのにココタンはマイペース…!な、慰めてあげたほうがいいんでしょうか…?

ブチョー
………(シャキーン!スススススッ)

アイヒメ
光の早さで持ち直したー?!ぶ、ブチョーって確かに変なひと…いえいえ、何て言うか、私が理解するにはすごすぎる人なんですね!そう!そういうことですよね!ええ、ええ!

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■FOCAL

ココタン
ということで、同じ6Fのチェリッシュルームにやってまいりましたー!!どんどんー!ぱふぱふー!

アイヒメ
このお部屋もシャンデリアとかソファとかが高級そうです…!でも先ほどのお部屋より賑やかなので、意外と恐縮したり緊張したりする感じはありませんね。

ココタン
入ったらど真ん中にどどーんとFOCALさんの青いスピーカーたんがお出迎えー!めっちゃ存在感あるなこのスピーカーたん!形はシンプルやのに曲線と直線の融合が優美やわー!

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アイヒメ
あの、ココタンが聞きたかったのはこのスピーカーなんですか?

ココタン
ああっ!ごめんねアイヒメ!そうやんな!前回の祭りは病欠やったから、なにがなんやら分からへんやんな!ここはロッキーインターナショナルさんっていう代理店さんのスペースでな!ロッキーさんが扱ってはる、FOCALさんっていうメーカーさんのUTOPIAちゃんっていうヘッドフォンを視聴しに来たんよ!
+

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アイヒメ
なるほど、ヘッドフォンがお目当てだったんですね!

ココタン
そうそう!UTOPIAちゃんにはELEARちゃんっていう妹ヘッドフォンたんがいるんよ!前回の祭りでね、妹のELEARちゃんだけはなんとか滑り込みセーフで視聴させてもらえたんやけど、お姉ちゃんのUTOPIAちゃんはなんともう視聴時間が終了してしまっててね…!

アイヒメ
そうだったんですね。それは残念でしたね…。

ココタン
そうなんー!せやから、今回は絶対リベンジで聞かせてもらおうと思ってたんー!

ブチョー
………(スススススッ)

アイヒメ
はっ、気づけばブチョーが視聴ポジションに入っていますよ!

ココタン
うわっ!ブチョーひどい!あれどう見てもUTOPIAちゃんとELEARちゃんを両方つかんでるやんね?!両方存分に比較視聴で堪能する気満々やんか!ずっこいよー!

ブチョー
………

アイヒメ
ああ、真剣な表情をして視聴しています…。

ココタン
あれは当分順番まわって来やんな…。よしアイヒメ!疲れたよね?疲れてるよね?長くなりそうやし、このソファに座ってふたりで待たせてもらお!

アイヒメ
確かにそろそろ疲れてきました…。でも見たところこの部屋にソファはひとつしかないですよね?私はまだ大丈夫ですので、どうぞココタンが座って休んで下さい!

ココタン
えっ?なに言うてんの!ふたりで座って待たせてせてもらおって言うたやーん!ここにおいでおいでicon-heart 私のお膝がバッチリ空いてるよーicon-hearticon-heart

アイヒメ
ええっそんな!先輩のお膝に乗せて頂くなんて!

ココタン
いいからいいから!そーれどーん!icon-heart

アイヒメ
きゃあ!

ココタン
ほああー、あったかいー!今日いちにちの疲れが、ほわぁーーって癒やされていくよーicon-heart

アイヒメ
わ、確かに…何だかほっこりしますね…!

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[ブチョー視聴中 & ココタン+アイヒメ休憩中]

アイヒメ
こちらのブースにはどんな素敵なおじさまがいらっしゃるんでしょう?ロッキーインターナショナルのスタッフさんは…ああ、惜しい…!おじさままでもう一息のお兄さんでした…!

ココタン
んん?アイヒメどしたん?さっきからブースの方を見つめてるけど

アイヒメ
あっ、い、いいえあの、その…、そう!FOCALのロゴマークが不思議だなと思っていたんです…!

ココタン
ロゴマークって、あのFOCALっていう文字の先頭についてるフニュフニュってしてるやつ?

アイヒメ
はい!何だか不思議な形ですよね

ココタン
確かに…!今までスルーしてたけど、よく見てみたら不思議な形してるなぁ。メーカー名にも関係なさそうな形してるしなぁ…

img_8130

「あの、お客様」

ココタン
ふぉああ!はい!

アイヒメ
ロッキーインターナショナルのお兄さんが雑談に気づいて話しかけてくれました…!

「メーカーのスタッフがフランスから来ていますので、よろしければ聞いてみましょうか?」

ココタン
わわわ、ただの雑談やったのにお気を遣って頂いてありがとうございます!こんな小さなことを伺ってしまっていいんですか?

「もちろんですよ。通訳のスタッフさん、お願い出来ますか?」
「かしこまりました。 ペラペーラ、ペラペーラ」

アイヒメ
お部屋の向こうからきれいなお姉さんが…!全く気づきませんでした。話しかけているのはフランスのFOCALスタッフさんでしょうか?

「ペラペーラ、ペラペラ、ペラペラーラ」

アイヒメ
ああっ、外人の素敵なおじさま…!青い目と彫りの深いおじさま…!とっても素敵です…!    

「確認した内容によりますと、竜巻を表現したか…」

ココタン
ふんふん、なんか力強そう!

アイヒメ
フランスのおじさまが、隣で微笑ましそうにこちらを見てくれています…!こんなに見つめていたら目が合ってしまいそう…そうしたら見つめていたのがバレてしまいます…!ああ、そんな恥ずかしい…!でも、でも、ほんの少しだけ、素敵なおじさまと視線を合わせてみたい…!  

「誰かがクシュクシュっとペンで描いたサインかな、ということでした」

ココタン
一気にありがたみがなくなりましたね?!

アイヒメ
ああっ!おじさまがほんの少しだけ、してやったりというお顔をしています…!少年のようにいたずらな表情…素敵です…   

「そうですね、ふふふ」

ココタン
通訳のお姉さん優しいよー!お忙しいのにわざわざ対応してくださってありがとうございました!フランスのスタッフさんもありがとうございましたー!

アイヒメ
あ、ありがとうございました…!

ココタン
いやーびっくりした!私らが勝手に雑談してただけやったのに、すかさず拾ってくれたなー!

アイヒメ
そうですね、常にお客様に気を配っていて、素敵な接客でしたね…!

ココタン
なんだかんだで結構時間経ったと思うけど、ブチョーはまだ視聴してるんかな?

ブチョー
………

アイヒメ
ブチョー…視聴に真剣すぎて無言になっていますね…!

ココタン
あはははは!ブチョーは視聴のとき以外でも、年中無休で常時ミュートを標準装備してるやん!それにしても長いなー!そんなにずっと聞いてたいくらいいい音なんかな?

ブチョー
………

アイヒメ
あ、視聴が終わったみたいですね。ブチョーがこちらに戻ってきますよ!

ブチョー
………(キラキラツヤツヤキラキラ)

ココタン
わああああ、ブチョーなにその顔!!そんなに?!そんなにいい音やったん?うわああああ、座ってる場合じゃなかったわ!急いで視聴させてもらいにいかなあかんよー!

アイヒメ
わ、待ってくださいココタン!

ココタン
せっかくやから妹ちゃんとあわせて視聴させてもらおかな!すみませんスタッフさん、UTOPIAちゃんとELEARちゃんの両方を視聴させてもらってもいいですか?

「はい、こちらとこちらですね。ぜひどうぞ(にこにこ)」

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ココタン
やったー!じゃあ私はまずはELEARちゃんから!アイヒメはその間UTOPIAちゃんを聞かせてもらう?

アイヒメ
はい、よろしくお願いします!

 [ココタン&アイヒメ視聴中1]

ココタン
ふぉー!相変わらず軽やかやなー!アイヒメ視聴終わった?

アイヒメ
は、はい…!

ココタン
よーし、そしたらチェンジしよう!

アイヒメ
はい!

 [ココタン&アイヒメ視聴中2]

ココタン
きたーーーーーー!今日イチ来ましたっ!!なにこれいい音!ヘッドフォンでは迷わず今日イチやわ!…はっ、しまった興奮してもた…!アイヒメどうやった?

アイヒメ
UTOPIAは、デーブを聴いた時と同じ様な印象が最初に来ました。作られたが感なくてスッと入ってくる感じがします、周りの音が他ヘッドホンより入ってこなかった気がするので、密閉も良いのかなと思いました。ELEARは何だかよく分かりませんでした…何だか集中力が切れて来て…

ココタン
わーーー!アイヒメ待って、DAVEたんの呼び方に邪気を感じるよ?!紛らわしいからカタカナで呼ぶのはやめてあげて?!それにしても、ELEARちゃんの情報がUTOPIAちゃんの情報量に上書きされてしまったんかな?どっちにしても一日にたくさん視聴させすぎてしまったんやね!ごめんよーー!

アイヒメ
大丈夫です!ココタンはどう思いました?

ココタン
ELEARちゃんはほんまに軽やかで、弾んでるみたいな軽快さと爽快さがあるよね!まるで音の重みがないみたいな感じやったなー。ほかにも色々あったんやろうけど、私はその軽快さが一番印象に残ったよー!

アイヒメ
ふむふむ

ココタン
UTOPIAちゃんはね!軽やかさを残しつつ、音場が広くてあまりに自然やった!ハイもローも取りこぼしなくきっちり鳴らしてくれてるのに、繊細で自然すぎて全く押し付けがましさがなかったもんなー!ヘッドフォンでは圧倒的今日イチやったよー!

アイヒメ
UTOPIAは私にも分かるくらいすごい音でした…!

ココタン
お値段もヘッドフォンの中ではLCD4と並んで圧倒的今日イチやったけどな…!

アイヒメ
確かに…!ヘッドフォンで50万円を超えると、買うという現実味が全く出てきませんよね

ココタン
わかる!!!あああああ、でもすっごい、すっごいいい音やったよね!まるでスピーカーで聴いてるみたいな自然さやもんなー!音が包み込んでくれてるみたい!

ブチョー
………

アイヒメ
きゃ!ぶ、ブチョー、不気味なので突然近寄らないで下さい…!

ココタン
おおお、ブチョーも語りたいんやな!わーわーめっちゃ楽しみやー!さあさあ語って!ガンガン語って!

ブチョー
前回はElearしか聞けなかったのでUtopia今回初試聴となります。

Elearは以前にも書きましたがユニットが非常に軽やかにも関わらず低音が非常によく下まで伸びるところが特徴だと思いました。他の帯域も非常に素直な仕上がりで個性的な音があまりしません。非常に良いです。

ヘッドフォンって性能を上げていくと個性的な音になりやすい印象(ちょっと前は高額品でもそういうヘッドフォンばかりだった印象です。LCD2等)なのですが、Elearはクオリティだけ高くて癖の少ないバランスの良さを感じます。

LCD2と比較すると低音はより自然で下までしっかりと伸びており、アンプ側の駆動力によって音があまり左右されない印象です。この点LCD2はアンプ次第で低音の質感も量も変わりすぎます。なのでElearのこの癖の無さと動作の軽快さはアンプを選ばないという点で凄くユーザーにとって利点がある部分です。

ですが実は奥行きの深いところの描写はLCD2のほうが若干いいかもしれません。Elearは若干ノイズっぽいというか広帯域に拡散した振動を感じまして、それが深いところの描写をマスクして見えなくしている印象を受けました。でも気づいた欠点はそれくらいで後は非常に自然な音でした。

次にUtopiaなのですがこれは別格のように感じましたね。Elearの良い所は全て引き継いだ上で弱かった奥行きの深い部分の描写もLCD2を圧倒するクオリティでした。特に中高域の音の明暗がものすごくしっかりしています。中高音の質感が非常に高くしっとりとしながら明瞭な音です。比較するような製品を知らないせいか、音のクセはほとんど感じませんでした。これは今まで聞いたヘッドフォンの中では最高ですね。

Utopiaを聞いたときのアンプはMoonだったのですが、LCD2でMoonを聞いた印象では機器の性能はNmodeと近いレベルです。ただしNmodeのような高域の癖はないので、Nmodeから高域の癖をなくして若干低域よりにチューニングしたらちょうどMoonに近い音です。隣においてあったBrooklynよりは一段上のクオリティですね。音のバランスも良いです。

なのでUtopiaの音が良いってのはアンプが圧倒的に良いってことじゃないです。これはヘッドフォンが良いのだと思いました。Moonとの相性がすごく良かった可能性もありますが、Moonはそれほど個性的な製品だとは思わなかったので、もしヘッドフォンの性能ならば価格を考えなければすぐにでも欲しいヘッドフォンです。

しかし最近は似たような価格帯の製品も出てきているので、一度この帯域の製品で比較してみたいものです。個人的にはLCD4よりはUtopiaが優勢です。

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ココタン
わーわーなるほどなー!いやーー!今日はいい音いっぱい聞けて満足やったねー!

アイヒメ
はい。慣れないことをしたので後半はじわじわ疲れてしまいましたが、私も楽しかったです!

ブチョー
………

ココタン
ブチョーもめっちゃ生き生きしてたね!

アイヒメ
初めて聞いたブチョーの声には本当にビックリしました…!

ココタン
アイヒメ、ブチョーの感想聞いたあとの第一声が「ブチョーって喋れたんですね」やったもんな!あれはめっちゃ面白かったなー!

アイヒメ
お恥ずかしいです…ブチョーにも失礼なことを言ってしまいました…。

ブチョー
………

ココタン
気にせんでいいよって顔してるよ!ブチョーはオーディオ以外どうでもいいところあるもんなー!ところでブチョー、今日はほかにまわりたいところある?

ブチョー
………

ココタン
おっ!今日はこれで終わりか!そしたらみんなで仲良く帰ろ!はーーーー、楽しかったねぇ。またみんな揃ってオーディオイベント来ようねー!

アイヒメ
はい!

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ココタン
ここまで読んでくれたみんなも、長々とほんまにお付き合いありがとうございました!オーディオをよく知ってるマニアさんにも、全然知らへんみんなにも、楽しく読んでもらえてたらすごくうれしいな!次回はまだいつになるか決まってないけど、これからもイノキーオーディオ部をよろしくお願いいたしまっす!

アイヒメ
こ、ココタン?どなたに向かって話しているんですか?

ココタン
ふふふー!読んでくれたみんなにお礼とご挨拶やよ!ふたりも続いて!

アイヒメ
た、確かに、長過ぎるレビューでしたもんね…!前編と後編の間隔も長くてどうしようもなかったのに、ここまでお付き合い下さるなんて本当に優しい方たちなんでしょうね…!本当に本当にありがとうございました!そしてお疲れさまでした!

ブチョー
………(ペコペコリ)

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■オマケ

ブチョー
………(ハッ)

アイヒメ
ブチョー?どうしたんですか?

ブチョー
………(ズーーーーーン)

アイヒメ
こここ、ココタン!ブチョーが今までに見たことないくらい打ち拉がれてます…!

ブチョー
…ブリスオーディオ行き忘れた…!

ココタン
ぶ、ブチョーがリアルOrzになってるよーー!!あんなブチョー初めて見る…!ブチョー!!しっかりしてーーーっ!!!!

 icon-headphones キャスト

ブチョーの視聴感想:yohine
アイヒメの視聴感想:大瀬良あい
その他の文章ぜんぶ:小紺ココ
イノキー学園の校長:ねもさん
一部プロっぽい撮影:にゅまさん

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春のヘッドフォン祭2017レポ前編 -私立イノキー学園オーディオ部-

※注意
ここにはイヤホン&ポータブル関係の感想はありません。また、オーディオに関する感想は個人の感覚です。この記事は事実のみをレポートしておりますが、イノキー学園オーディオ部のキャラクターには多少のフィクションが含まれます。

ココタン
やってきましたーーー!春のヘッドフォン祭2017!見てー見てーアイヒメ見てー!今年もすごい可愛いポスターがお出迎えしてくれてるよー!かわいいよーポップ!

アイヒメ
ココタンうれしそうですね。

ココタン
当たり前やよー!だって初ヘッドフォン祭やよ!初祭り!みんな揃って初祭り!!

アイヒメ
確かにイノキー学園オーディオ部揃っての参加は初かも!去年は私がマイコプラズマ肺炎にかかってしまって、急遽お休みしちゃいましたもんね。その節はご迷惑をおかけしてしまってすみません…。

ブチョー
………

アイヒメ
あ、あの、ココタン、何かブチョーからただならぬ威圧感を感じるんですが…

ココタン
ん?ああ大丈夫大丈夫!あれは、病気は仕方ないから気にせんときーって思ってる顔やわ!

アイヒメ
えっ、表情だけでブチョーの言いたいことが分かるんですか?!ガスマスクでほとんどお顔が見えないのに?!

[※ブチョーは極度の花粉症を煩っているため、年中ガスマスクを装着しています。(紹介編参照)]

ココタン
何となく?テキトーやよーテキトー!ところで、マイヘッドフォンは持って来た?

アイヒメ
はい!私はAKGのK702を持ってきました!

ココタン
おっ!開放型の聞きやすくて結構いいヘッドフォンやな!私はAUDEZEのSINEたんをつれて来たよ!密閉型の中ではかなりいい音鳴らせる子なんやよー!!

ブチョー
………(スッ)

ココタン
おっ!ブチョーはAUDEZEのLCD2ちゃんか!さすがやな高級ヘッドフォン(エントリークラス)!この子はヘッドフォンやのに音場が広くて低音がすっごい豊かなんやよー!重さも豊かやけどな…!

アイヒメ
わあ、なんだか凄そうなヘッドフォンですね!

ココタン
さすがブチョーやな!それより、もうもう待ちきれへんから早く入ってオーディオ聞きにいこうー!

ブチョー
………(スススススッ)

アイヒメ
あっ、ブチョーが光の早さでエレベーターに!ああっ、早くおいでおいでってしてますよココタン!

ココタン
一番待ちきれへんかったのはブチョーみたいやな!(笑)

■15F

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アイヒメ
えっ、いきなり最上階に来ちゃうんですか?普通に下からどんどんあがって楽しんでいくんじゃないんですね!

ブチョー
………

アイヒメ
あああ、私じゃブチョーの言いたいことが分かりません!ココタン、パスです!

ココタン
んー、この顔は…上から降りていったらそのまま帰れるから合理的って言いたいんかな?

ブチョー
…(コクリ)

アイヒメ
なるほど!そういうことだったんですね!

ブチョー
………(スススススッ)

アイヒメ
ああっ、ブチョーがお話の途中なのにお目当てのブースに突進していく…!

ココタン
あかん!置いていかれたらブチョーのLCD2と聞き比べさせてもらわれへん!追いかけようアイヒメ!

[15Fエトワールルームに足を踏み入れるココタンとアイヒメ]

アイヒメ
わぁ!なんだかこのお部屋、ホテルみたいですね!床がふかふかだし、灯りも間接照明でステキ…!

ココタン
ここはエトワールっていうお部屋やな!やっぱり最上階はリッチな雰囲気やねぇ。ピュアな音を楽しむにはまずお部屋から整えてくれてるんやなー。視聴楽しみやー!それにしてもこの設備お金かかってそう!

アイヒメ
ココタン最後の一言で台無し(泣) ピュアオーディオを聞きに来たんですからもっとピュアなコメントしていきましょう!ね!

ココタン
あはは、ごめんごめん!さあさあブチョーはどこかなっと!

■LE・REAF

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アイヒメ
あっブチョーいました!一人で視聴機を独占して視聴してます!えっと、ここは…パンフレットによるとLE・REAFというメーカーさんみたいですね!

ココタン
きたーーー!E1Rちゃん!!!秋の祭2016で聞きそびれてたんよーーーー!

アイヒメ
E1R?

ココタン
そう!そもそもE1っていうモデルのDAC搭載ヘッドフォンアンプが出てたんやけどね、それの新型なんよ!

アイヒメ
なるほど!新型っていうことはパワーアップしたっていうことですね。

ココタン
そういうことやな!見た目もオシャレになったんよ!シンプルな出で立ちに緩やかなカーブのアクセント!

アイヒメ
確かに!

ココタン
わーー!視聴機にSENNHEISERのHD800を繋いでくれてはるやん!いいヘッドフォンありがとうございます!じゃあ早速聞かせてもらお!

icon-music [ココタン視聴中]

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アイヒメ
ココタン真剣…!

ココタン
うわあああああ何これいい音!あっすみません、マイヘッドフォンで聞いてみてもいいですか?

「もちろんいいですよ(にこにこ)」

アイヒメ
スタッフさんがすごく上品で優しそうなおじさまです。ステキ…

ココタン
っはーーーー!堪能した!ありがとうございました!アイヒメも聞いてみてー!めっちゃこれめっちゃ!後で感想聞かせて!

アイヒメ
は、はい!よろしくお願いします!

icon-music [アイヒメ視聴中]

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アイヒメ
ふわー!これギラギラしてなくて艶っぽいですね!さらっとしてるのに潤いがあるし、ハイもきつくない!

ココタン
せやなせやな!中音域の艶やかさと濃ゆさにググッと来るやんな!そんじょそこらのヘッドフォンアンプには出せやん、ちょっとびっくりするくらいの音場の広さと豊かな音がするよー!低音は中音に比べると控えめやけど聞いてて物足りやん感じはしやんし、聞いててめちゃめちゃ自然な感じがするから、普通にCDを聞くのが楽しくなりそうやわぁ!

ブチョー
………

アイヒメ
きゃ!びびびっくりした!いたんですかブチョー…!

ココタン
おっ、なんやなんや、ブチョーもE1Rちゃんについて語りたいんやろ?さあさあさあさあ!イノキーオーディオ部たった一人の部員として、ブチョーのキレッキレな感想を聞かせてもらおか!

ブチョー
去年聞くことができなかったのですが、ついに聞くことができました。この日は下のフロアでイベントがあったらしくブースのほうは凄く空いてました。新製品のE3hybridは無かったもののハイエンドのE1Rがじっくり聞けたので満足です!

ヘッドフォンは手持ちのLCD2を持っていったのと、音源は備え付けのPCによく聞く音源もあったのでE1Rの音の傾向はよくわかりました。

まずE1Rの特徴は非常にリラックスした上で満遍なく細部まで描写する「自然な描写力」です。中域が非常に透明で深い奥行きがありなおかつ高音も低音も過不足無く出てきています。そしてその特異な性能はDACではなくアンプにあると思われます。なにしろ他のアンプではSATRIを除けば似たような音は聞いたことがないからです。アンプ部が弱いと(DAVEのように)いくらDACが良くてもこのような低音は出てきません。

DAC部はアンプと比べるとややクオリティが劣るのか高音に若干の滲みを感じる事がありました。とはいえ比較すべきDACはDAVEとかそういったハイエンド級のDACなので普通は不満を感じるレベルではないでしょう。MytekのBrooklyn程度との比較ならE1Rのほうが当然ながらDAC性能は良さそうです。

E1Rで特筆すべきなのはその立ち上がりスピードです。上記の自然な描写力はこのスピードが最も貢献していると思われます。普通のアンプではLCD2は低音が重くゆっくりと立ち上がるイメージですがE1Rではそういった違和感がほとんどなく非常に自然な立ち上がりです。

決して「スピード感」などではないです。これは「スピードが早い」ではなく「スピードが見えない」です。そこまでいかなければ自然な音にはならないということでしょう。スピード感などというものは演出レベルであって本物ではない、というE1Rの別格の実力を感じさせます。

ちょうどこれはSATRIアンプでも似たような空気感を感じることがありました。しかしSATRIは電流駆動の良さや独自の世界観ははっきりと感じたものの、同時にアンプの性能だけが高いせいか、それ以外に起因する雑味が目立つ印象があり、仕上がりのバランスとしてはちょっと偏っていると感じるところがありました。見えてはいけない粗が明らかに見えすぎるのです。聞いたことがない音がするのですが、それは聞こえなくていい音です。

それに対してE1Rはそういった部分をより洗練し無駄な雑味をなくしているので仕上がりのバランスが良く音楽の浸透力と表現力が高いです。

ここは非常に重要な差だと思います。一部分だけが異様にハイクオリティですとむしろ余計な部分が見えてしまいます。それによって音楽に集中できないということがあります。だからクオリティを上げるときはスキ無くバランス良くあげていくことが重要だと考えます。その点E1Rはアンプがやや勝っている印象があるもののトータルでは十分バランスの良い説得力がありました。

価格は非常に高価ですが、他に似たような製品がない以上は孤高の製品であると評価したいと思います。


アイヒメ
ブチョーって話せたんですね…!

ココタン
あはははは!普段全く喋らへんくせにな!オーディオが絡んだときだけめちゃめちゃ話すんよ!びっくりした?

ブチョー
………

アイヒメ
すごくびっくりしました!でも、私がもわっと感覚だけで感じたことを的確に言葉にしてくれている感じがあって、聞いてて楽しかったです!

ココタン
せやろ!ブチョーのウンチクは結構楽しいんよ!普段は絶望的なコミュ障やけどな!(笑) それにしてもE1Rちゃんはいい音やったなぁ…!

アイヒメ
そうですよね!普段の装備じゃ聞けない音がしました!

ココタン
実はな、E1からE1Rになったのは、ユーザーさんからのリクエストっていう噂があるんよ…!

アイヒメ
えっ!お客さんの要望に応えて改良されたんですか?そんなこと現実にあるんですか?!

ココタン
しーっ!あくまで噂やで?実はオーディオのとある界隈では有名な、平凡さんっていう富豪さんがおってな。Twitterでこんなことや、こんなことを話してはるから、多分何らかの関係はあるんちゃうかな…!

アイヒメ
えええええ!全く平凡じゃないじゃないですか平凡さん!す、すごい…!オーディオの世界にはこんなこともあるんですね…!

ココタン
リクエストしたり投資したりする平凡さんも全く平凡やないけど、それに答えるRE・LEAFさんもすごいやんな!オーディオはユーザーと開発者さんが近いっていうか、同じオーディオマニア同志っていう意識を持ってたり、考え方に余裕がある方も多いからかもしれへんな!

ブチョー
………(スススススッ)

アイヒメ
あっ!またブチョーが違うブースに行っちゃいましたよココタン!

ココタン
あかん置いていかれる!追いかけよう!

■Nmode

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ココタン
お次はここかー!Nmodeさんやな!

ブチョー
………

アイヒメ
ブチョー、また視聴機を独り占めしてますよ…。あれ?なんだかもうひとりいますね?

ココタン
あ!あれ私の友達やわ!おーい!

[オーディオイベントで大きな声を出すのは周りの迷惑になる場合がありますので、良い子は絶対真似しないでね!]

アイヒメ
気づいたみたいですね。にこにこ手を振ってこちらに来てくれましたよ!

ココタン
アイヒメ、こちらは私のオーディオ友達でにゅまさんやよー!オーディオのほかに趣味でカメラも嗜んでるん!見てこの立派な望遠レンズ!ばっちりカメラ持って来てくれてありがとうー!

アイヒメ
わー!すごいですね!プロのカメラマンさんみたい!カッコいいです!

ココタン
そしてにゅまさん、こちらが!私の!とーーーーっても可愛い!後輩オーディオ部マネージャーの!アイヒメちゃんです!かっわいいでしょーーーー!!!!もうもうこの子のお写真ガンガン撮ってね!そしてあとでzipでちょーだい!

[いい笑顔でサムズアップするにゅまさん]

アイヒメ
お写真ダメです!お写真に耐えられる顔面偏差値じゃありませんよー!あっ、そうだそんなことよりNmodeですよNmode!早くブチョーのところに行きましょう!

[ちょいちょいあるプロっぽいお写真は、にゅまさんが撮ってくれたものです。探してみてね!]

ブチョー
………

ココタン
ブチョー何聞いてるん?お!X-DP10やん!

アイヒメ
なんだか四角いですね!

ココタン
せやな!かっくんかっくんしてるな!お顔のデザインはX-PM100たんの方がスッキリしてて好きやったなー。機能が増えたから仕方ないか!でもオーディオラックに置いたらピタッとハマりそうや!

アイヒメ
しかも視聴機が2台もありますよ!

ココタン
やったーありがとうございます!あっマイヘッドフォンで聞いてもいいですか?

「もちろんですよ(にこにこ)」

ココタン
わーい!…あ、あれ?音が出ない…

「おや、どうされましたか?」

ココタン
あう

アイヒメ
…あのココタン、もしかしてそれ、ミュートになってませんか?

ココタン
ああああああああ、ほんまや!ミュートになってた!恥ずかしい!

「解決されましたか?よかったです(にこにこ)」

ココタン
わーーんありがとうございます!お手数おかけしました!

アイヒメ
こちらのスタッフさんも穏やかでとてもいいおじさまです。ステキ…

icon-music [ココタン視聴中]

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ココタン
もふー!なるほど!聞き終わった!アイヒメも聞いてみて聞いてみて!

アイヒメ
はい!よろしくお願いします!

 [アイヒメ視聴中]

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アイヒメ
なんだかさっぱりしていますね。さっきのE1Rと同じ曲を聴いたんですが、このX-DP10よりE1Rの方が透明感というか広がりもあって、音の一つ一つを感じられた感じがします。

ココタン
そうやなー、この子はよくオーディオショップで聞くヘッドフォンアンプって感じの音がするなー!確かにE1Rちゃんと比べたら格が違うのは否めやんね。でもな、X-DP10ちゃん(33万円)は、さっきのE1Rちゃん(約500万円)とは価格帯が全く違うから…音質を比べてしまうのは酷かなと思うよアイヒメ…!

アイヒメ
わー!そんなに価格差があったんですね!オーディオの世界怖い…!

ココタン
んー、この子はさらっと?してる気も?うーんよく分からん!おしえてブチョー先生ー!!

ブチョー
こちらも音源ソースはPCでしたがよく聞く音源がいくつかあったのでしっかり試聴できました。

Nmodeは巷ではスピード感で有名なメーカーですが、個人的には高域の雑味が多すぎる印象がありました。基本的な解像度は結構高めで細部の描写もよく出来ているとはおもうのですが、Nmodeが最も高域の雑味が強かった印象です。この雑味がむしろメーカーの個性でありスピード感の演出なのかと思うくらい意図的で露骨な味付けに感じてしまいます。

とはいえ正直なところほとんどすべての国産製品では(特に廉価な製品では)このような高域の荒さを利用した音作りが標準的な音です。海外製品よりも国産のほうが高音よりなので高音の個性が耳につくことが非常に多いです。高音重視なのはもう国民性なのかもしれません。日本の古い伝統の曲ってベースがない印象ですからね。通奏低音のある民族とは違いそうです。

あと国産で多いのはゆるい膨らんだ低音ですが、この部分がNmodeは違います。X-DP10は高音だけは国産らしい癖の強い音ですが低音は引き締まっていて癖は少なく対照的です。

この組み合わせがこのメーカーの個性なのでしょう。それは非常に主張の強い個性的な高音と逆に主張の弱いストレートな低音です。こういうコントラストは他のメーカーではあまりない組み合わせかもしれません。高音が勝っている印象なので「スピード感」です。

これは同じスピードと言ってもE1Rとは全く違う傾向です。E1Rはスピードを全く感じない自然さがあるのでやはり別格です。Nmodeも駆動力はそこそこあると思いますがこの日聞いた製品は高価格帯が中心になりますから中くらいのレベルでしょうか。

ということでこの製品で特筆するべきは「低音と高音のコントラストによるスピード感の演出」です。これが気に入れば選択肢になると思いますが、基礎クオリティで圧倒するほどまでは行かないと思いました。とはいえMytekのBrooklynより若干基礎クオリティは高い感じです。

MytekのBrooklynは十分良い製品ですのでこれ以上の印象だったことは絶対クオリティについて評価出来る仕上がりです。

ただ個人的にはですがどうしても高音の質感が気になってしまいました。これはメーカーの個性でもあるし国内ではこれくらいのカラーがある方が(多分ですが)受けが良いと思うのです。これでも国産大手の中で比較すれば高音の個性は強すぎるということはない印象です。ですが自分はやっぱりこれが原因で「機器がジャンルを選ぶ傾向」が出て来るのであまり好ましくない方向性です。

こういう音は楽曲の方向性と好みが合えば味付けが魅力になることもあります。しかし合わない曲を聞いたときには強い違和感になったりするので、そこはメーカーとしてはどう考えているのか気になります。ビシバシ音が飛んで来るのが快感!という曲しか聞かないなら良いんです。ですがゆったりした雰囲気の生楽器の曲とかをこういう機器で聞くと自然な質感だとは思えないです。

そういう曲を聞くなら他の機器を買ってくれということで意図的な音作りなのでしょうか。

個人的な予想ではハイエンドの予算を持たないユーザーが表現に制約のある環境であるがために、メーカーサイドの音作りによる過剰な演出や誤魔化しを必要としている、そのためにこのようなチューニングになっている結果だと思っています。


アイヒメ
なるほどー!

ココタン
うんうん。言われて納得、満足やな!スッキリしたところで次いこう!

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■TRIODE

ブチョー
………(ソワッ)

ココタン
あれ、ブチョーもう次の階に降りてしまうん?えっ待って!エトワールってTRIODEさんが配置されてはったやんな?!あそこにムンド様置いてあったやんムンド様!ムンド様聞きたい!寄って行こうよー!

アイヒメ
ムンド様?

ココタン
あああごめん!あんな、GOLDMUNDさんっていうメーカーさんの、TelosHAちゃんっていうヘッドフォンアンプが聞けるはずなんよ!秋の祭2016で1回聞いてなー!あの!音の濃ゆさが忘れられへんくて!ていうかムンド様はハイエンドオーディオの中でも有名なメーカーさんでなー!パワーアンプなんかすっごい物量なんよ!ロマン!もうアンプっていうか既にタワー!

ブチョー
…………(ズズズズズ)

アイヒメ
ココタンココタン、なんだかブチョーから黒いオーラが吹き出してる気がします…!

ココタン
あああごめんつい!せやからー!ごめんってブチョー!ちょっと愛が溢れてしまっただけやんー!分かってるって私のワガママで寄り道してもらうんやからススッと行きますって!

ブチョー
………(スー)

アイヒメ
あ、ブチョーが通常モードに戻りました!というか、話してるのがココタンだけなのに会話が成立してるって…すごく異様ですよね…。

[TRIODEのブースに移動する一行]

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アイヒメ
わあ、ここはスタッフさんが沢山なんですね!これまでの2ブースはどちらもおひとりだったのに、5人もいます!

[※RE・LEAFさんはイベントのお時間でスタッフさんが出払っていたみたいなので、Nmodeさんもそうかもしれません。]

ココタン
んん?なんかみんなめっちゃニコニコ見てくれてない?もしかして私ら注目されてる?

「ようこそ!このヘッドフォンすごいんですよー!ぜひ聞いてみてください!(にこにこ)」

ココタン
わわー!フレンドリー!ありがとうございます!おお、これCZ-1や!聞いたことない嬉しい!アイヒメアイヒメ、そしたら早速聞かせてもらお!!

アイヒメ
はい!よろしくおねがいします!!

「どうぞどうぞ。こちらですよ。(にこにこ)」

アイヒメ
わあ、なんか凄いヘッドフォン!三角ですね!

ココタン
ほんまやな!視聴用に…よっつ?!めっちゃ多いよーみんなで聞ける!

「とてもいいヘッドフォンなんですよ。この曲が分かりやすいです。(にこにこ)」

ココタン
わーなんとご丁寧に!ほな早速拝聴しますね!

 [全員で視聴中]

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ブチョー
………

ココタン
ほうほうなるほど!アイヒメどうやった?

アイヒメ
なんだか音がおでこ辺りにある感じがします。私のヘッドフォンよりぶわっと広く聞こえるし力強さがあります。

ココタン
なるほどなるほど!これはなんか滑らかな感じがするなー!粒子が細やか!音場が広くて、んー、確かに普通は音場ってこう、頭を中心に広がっていく感じやけど、この子はちょっとおでこの辺りにシフトしてる気がするなあ!この子は柔らかで優しい音楽を聴くのが楽しそうな気がする!

アイヒメ
だけど、なんだか凄く作られた感がするんです…。

ココタン
ほうほう?この子に繋がってるのは…ん?試作品って書いてあるな。そしたらお隣にあるムンド様ことTelosHAちゃんも聞かせてもらって、聞き比べてみたら?お願いできますか?

「もちろんですよ。さあどうぞ!(にこにこ)」

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アイヒメ
はい!お願いします!

 [アイヒメ視聴中]

アイヒメ
あ!この機材だと良い感じに聞こえます。作られた感がないです!

ココタン
おっ!聞こえ方変わった?私も聞かせてもらお!

 [ココタン視聴中]

ココタン
っはーー!相変わらずいい音!TelosHAちゃんは中音域が豊かで音が濃ゆくて強いねん!耳に満ちる感じがするよー!でもE1Rちゃんを聞いてしまった後やと、やっぱり去年感じたみたいなインパクトはなくなってしまったなー。E1Rちゃんとはまた違う個性なんやけど、秋の祭2016で感じた圧倒感はなくなったかも。何にしてもいい音やわー!

アイヒメ
むむむ

ココタン
あれ?アイヒメどしたん?

アイヒメ
あ、いえ。ヘッドフォンは同じなのに機材を繋ぎかえた途端に聞こえ方が変わったので…。聞こえ方に、曲とか機材も関係あるんでしょうか?

ココタン
もちろん繋ぐ子で音は変わるよ!電源もDACもパワーアンプも、ヘッドフォンや、それからスピーカーやって、全部ぜーんぶそれぞれに違う特性と音楽性っていうんかな?それぞれ独自の個性を持ってるからね!やからこそ、おうちのオーディオセットを選んだり組み合わせたりする楽しみがあるんやよー。

アイヒメ
なるほどなるほど!

ココタン
しかも、流す曲にも音楽性はあるやろ?最適セットを揃えてぴったりの曲を流すのはロマンにも程があるよー!例えば真空管アンプにJBLさんのスピーカーを繋いでジャズとか!dCSさんのセットにSonus faberさんのSTRADIVARIを繋いでストリングス重視の曲とか!!ロマン!!!!

ブチョー
………(ズズズズズ)

アイヒメ
あっ!ココタン!ブチョーが!ブチョーがまた黒いオーラになっちゃってます!

ココタン
ああああごめん!ごめんブチョーめっちゃごめん!つい!!つい愛が!ああああ、せやからごめんって、ほんま反省してます!細かいこと分からへんかったから、CZ-1ちゃんとムンド様のTelosHAちゃんについて語って聞かせて!

ブチョー
………(スー)

アイヒメ
あっ!今私にもブチョーが「仕方ないなあ」って言ってるのが聞こえた気がしました!初以心伝心ですね!私もよく分からなかったので、ぜひ聞かせてください!

ブチョー
■TRIODE CZ-1

兎にも角にも独特のヘッドフォンでした。

この製品は現代的なハイエンドサウンドを求めてはいけない製品です。音質はレンジが狭めで細部の描写力も低いのですが、そのかわり低音や音の存在感が豊かでゆったりとした音がします。きつい音は絶対に出さないという意図が感じられ、古き良きオーディオという雰囲気です。精密描写はありません。

目的の頭外定位は頭のほんの僅かに外に出るくらいなので、こちらはあまり期待しすぎないほうが良いでしょう。ですがほんの僅かでも外に出るので嘘はいっていないと思います。

もう一つ弱点としては全体的に広がっている代わりに中央定位は薄めで本来の音よりも左右に広げている印象もありました。左右の広さだけでなく中央の定位感を重視する場合にはちょっと不満が出る部分かもしれません。セッティングがいまいち定まってないスピーカのような印象です。やっぱりボーカルを重視したいユーザーさんは多い印象なので、欲を言えば頭外定位でもボーカルが正面にしっかりと定位するほうが受けは良いと思います。この部分はもうちょっと改善しても良いところだと思いました。現状だとボーカルが左右に曖昧に広がってしまいそうな印象もあります。

全体的な音調としては中途半端なハイエンド志向ではなく完全な独自路線なので、合う人と合わない人ははっきりと出そうな製品です。ですが優しくてゆったりした雰囲気に浸りたい人は合う可能性が高いです。

TRIODEはブースの雰囲気も非常に良くて、それなりにみなさん楽しんで製品を作ってるのかなという雰囲気も感じられました。CZ-1のような現代的な流行を度外視したような製品が作れる余裕が会社にあるのでしょうね。

現代ハイエンドに疲れてしまった人は意外とこういう音が合うかもしれません。最高性能や最新を追いかけるのではなくて、もうこれで十分という安心感がそこにはあるかもしれません。ちょうど都会の生活に疲れて郊外に引っ越しするようなイメージです。

■GOLDMUND TelosHA

去年も話しましたが今年は比較してわかったことがあるので改めて話します。他に比較できるレベルのシステムがあまりないので主にE1Rとの比較になります。

まず出音なのですがE1Rと似た総合クオリティにありますが方向性が全然違います。

TelosHAの音はスケール感があって、非常に筋肉質で力強い音がします。力みを感じないE1Rとはだいぶ方向性が違うと感じた部分です。もちろんTelosも力みきっているような神経質な音というわけではなく、基本的にはどちらも性能には余裕がありつつもTelosHAは明らかに力感を強く明確に感じるところがE1Rとは違います。

ですのでここまでくると基本性能よりもヘッドフォンの駆動の仕方の違いが印象的で、E1Rはスピードや力みを感じない非常に自然な音という印象に対して、TelosHAのほうは絶大な力で無理やり押さえつけられヘッドフォンが「強制的にコントロールさせられている」感覚があります。E1Rは軽やかで繊細なのですがTelosHAは重厚で雄大です。変な喩えですがE1Rは操り人形でTelosHAはロボットでしょうか。

あと今回E1Rと比較して気づいた癖があります。それはTelosHAの高域にピークがあることです。ちょっと張り詰めた帯域がある印象でした。この感じは多分可聴帯域外の電源特性またはアンプ特性に起因する部分だと思うのですが、経験上ではフィードバックかインダクタ要因でリニアではないピークを持つ応答特性になっている帯域がありそうです。

これは今まで気づいていなかった部分なのでE1Rとの比較で初めて気づいた点です。しかしE1Rレベルと比較しないと気づかないレベルの話で、殆どの機器はTelosHAの弱点に気づくどころか比較対象にならないくらい格差があるでしょう。

ともかく到達点はどちらも高いので、最終的にはどの方向性をより好むかになってきそうです。このレベルになると音をぱっと聞いて浸透力とか説得力があります。


アイヒメ
なるほど!今回はブチョーともココタンとも、少しだけ感じ方が違ったみたいです。

ココタン
ええねんええねん。オーディオはひとの数だけ感じ方があるんやから、みんな違ってみんないいんやよ!

アイヒメ
それにしてもこのブース、スタッフ5人全員でたくさん話しかけてくれましたね!

ココタン
ほんまやな!全員ものすごくニコニコしてくれてすごい構ってくれたな!エトワールルームでお邪魔したブースは全部神対応やったけど、ここはスバ抜けてたわ…!

ブチョー
………

ココタン
単に女子が珍しかっただけじゃないのってブチョー!それ邪推や!あかんやつや!

img_3307

■13F

ココタン
よーしどんどん行こう!次のフロアに行こう!

アイヒメ
次は13Fにやってきました!15Fと比べてすごく賑やかな雰囲気ですね!

ココタン
せやなせやな!13Fは大部屋にどーんとメーカーさんが凝縮されてるからな!しかもこのフロアは有力で有名なメーカーさんが目白押しやし!

アイヒメ
そうなんですね!楽しみです。

ココタン
さーさー行くよー!行っちゃうよー!

■ヘッドフォン祭の主催さまとご挨拶?!

アイヒメ
ココタンココタン、なんだか明らかに関係者さんみたいなオーラを放っている方がこっちに来てくれますよ!

ブチョー
………?

「今回はありがとうございます。わたくし、ヘッドフォン祭主催の者です。(名刺をスマートに差し出す)」

syusai

ココタン
わわわ、ご丁寧にありがとうございます!

「当イベントの取材をして下さっている方にご挨拶をさせて頂いておりまして…」

アイヒメ
しゅ、取材?!何だか私たち、壮大な勘違いをさせてしまってるみたいですよココタンー!!

ココタン
いえいえ違うんですよ!制服とガスマスクっていう異様な出で立ちで、確かにものすっごい会場からは浮いてますけど、私たちただのお客さんなんです!ただ遊びに来ただけなんですよー!

「あ…!」

アイヒメ
あああああ、やっちまったってお顔をさせてしまいました!ごめんなさい主催さん…。

「…いえいえ、それも有り難いことなんですよ。今日はいらして下さってありがとうございます。ぜひ楽しんでください。それでは失礼しますね」

アイヒメ
華麗に持ち直してきました流石ーー!

ココタン
はい!楽しませて頂きます!ありがとうございました!

[スマートに去っていく主催さん]

アイヒメ
びびびびびっくりしましたね!こんな、こんなことあるんですね!

ココタン
ないよ!普通ないよ!

ブチョー
………!!

アイヒメ
えっ?ココタン、ブチョーは何て言ってるんですか?

ココタン
長年遊びに来てるブチョーも初体験やって!あれか!にゅまさんがガチのカメラ持ってちょいちょい撮影してくれてはるからか!このナイスな望遠レンズの所為なんか?!

アイヒメ
お、落ち着いてココタン!

ココタン
はー、めっちゃビックリしたー!まるでアニメみたいなハプニングやったな…!

■IoT女子ちゃんと遭遇?!

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ココタン
あれっ?ちょっと待って!今通り過ぎたカワイコちゃんたち、もしかしてIoT女子ちゃんと違う?!

アイヒメ
えっ?IoT女子(ものじょし)ですか?

ココタン
そうそう!IoTって、Internet of Thingsの略でな!インターネットに関わる色んなことについて、3人の声優ちゃんたちがお勉強してるんよー。メンバーは菅野あすかちゃん長尾真奈美ちゃん高町咲衣ちゃんの三人!めっちゃがんばり屋さんで、ハンダ付けとか色んなことにチャレンジしてるねん!今回はステレオサウンドさんDigiFiブースにゲスト出演で来てるはずやから…。

アイヒメ
なるほど!えーっと、ステレオサウンド…。あっ!ちょうどこの13Fにブースがあるみたいですよ!

ココタン
きゃー!行こう行こう!会いに行こう!

[IoT女子を追って大移動する一行]

アイヒメ
あっ!あそこにいるの、そうじゃないですか?

ココタン
ふぉおおおお!IoT女子ちゃんいたーー!一緒にお写真撮ってもらいたいよー!!

アイヒメ
あれ?さっきご挨拶して下さった主催さんとお話ししてますよ!何だか一般人が入り込めそうな雰囲気じゃないですし、今日は諦めましょうよー…。

ココタン
あああ!偉い人とお話中やった…!いやでも根気強く待ってたらきっとチャンスは来るはず…!

ブチョー
………(ハー)

アイヒメ
あ!今のは分かりましたよブチョー!ほらココタン、ブチョーにも呆れられてますよ!

ココタン
別にブチョーに呆れられるんは日常茶飯事やしー。あああっ!チャーーーーンス!!IoT女子ちゃんたちがフリーになったよ!今や!今しかない!行ってきます!!

[気配を消してIoT女子に近づくココタン]

ココタン
あの、あの、IoT女子ちゃんたちですよね?よかったら一緒にお写真撮ってもらってもいいですか?

「はい!大丈夫です!(ニコッ)」

ココタン
やったーーーーーーーーー!!!アイヒメも一緒に撮ってもらお!

アイヒメ
わわ、よろしくお願いします!

ココタン
ブチョー!ブチョー早く撮って!

ブチョー
………(パシャ)

img_3324

ココタン
きゃーーーめっちゃうれしい!ありがとうございました!みなさんお写真より実物の方がずっと可愛いですね!

「そんな!こちらこそありがとうございました(ちょっと照れてニコッ)」

アイヒメ
ココタンが突然お願いしたワガママにも快く応えて下さるなんて…なんて優しいんでしょう

アイヒメ
あれ?ココタン、なんだかIoT女子関係の偉いっぽい人がものすごくこちらを見てくれていますよ?

ココタン
ほんまや!なんやろう、なんか業界の人っぽいイケメンがこっちに向かって歩いてくる…!さっきなんか悪いことしてしまったかな…。

「すみません、このお写真ツイートしちゃっても大丈夫ですか?」

ココタン
ええ?!ワガママで撮ってもらったのにツイートまでしてくれはるんですか!やさしい!もちろん大丈夫です!

アイヒメ
わあ!ココタン見て下さい!本当にツイートして下さってますよ!すすすごい、私たち、業界の方の公式ツイートにお邪魔させて頂いてしまいました…!

ココタン
うわーーん!うれしいよーーーー!!私らもオーディオ部アカウントで早速ツイートしよう!えーい送信!

ブチョー
………?!

アイヒメ
えっ?ブチョーが何か取り乱してますよ!

ココタン
んん?どしたんブチョー?

ブチョー
………!!

ココタン
ええええええええええええ?!?!?アイヒメーーー!!見てーやばいーーー!!!ステレオサウンドさんがTwitterの公式アカウントでRTしてくれてるよーーーーー!!!!!!

アイヒメ
ええええ!!さっきの主催さんといい、こんな、こんなことあるものなんですか?!?!

ココタン
ないよ!!!!!!普通は絶対にないよ!!!!!!!!!

■長過ぎた

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ココタン
さーて次いくよー!どんどん行くよー!

ブチョー
………

ココタン
えっ?なになにブチョー?いい加減レポが長過ぎるって?

アイヒメ
確かに、イベントレポートとしては中々の物量になってきたような気もしますね…。

ココタン
そっか!飛ばしすぎたかな!そしたら残りはまた今度にしよか!

アイヒメ
そうですね!

ブチョー
………(ペコリ)

ココタン
まったねー♪

アイヒメ
またのお越しをお待ちしております♪

次回へ続く!!!

次回は、なななななんとーーー!
ハイエンドで大変お高いCDプレイヤー、Blu mk2 にゆるポカが吸い込まれて行く…?!  ↓↓↓

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icon-headphones キャスト

ブチョーの視聴感想:yohine
アイヒメの視聴感想:大瀬良あい
その他の文章ぜんぶ:小紺ココ
イノキー学園の校長:ねもさん
一部プロっぽい撮影:にゅまさん

後編へ

 

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ヘッドフォン祭2017春-抜粋速報版

とりあえず速報版です。今回はIKオーディオ部のみんなでヘッドフォン祭りに出かけましたっていう体でレポートをまとめる予定です。今回は抜粋版ですが本編は色々な機種をみんなで聞いてきましたのでご期待下さい!

ただしポータブル関係は無しです。すみません。

Re-Leaf E1R

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去年聞くことができなかったのですが、ついに聞くことができました。この日は下のフロアでイベントがあったらしくブースのほうは凄く空いてました。新製品のE3Rは無かったもののハイエンドのE1Rがじっくり聞けたので満足です!

ヘッドフォンは手持ちのLCD2を持っていったのと、音源は備え付けのPCによく聞く音源もあったのでE1Rの音の傾向はよくわかりました。

まずE1Rの特徴は非常にリラックスした上で満遍なく細部まで描写する「自然な描写力」です。中域が非常に透明で深い奥行きがありなおかつ高音も低音も過不足無く出てきています。そしてその特異な性能はDACではなくアンプにあると思われます。なにしろ他のアンプではSATRIを除けば似たような音は聞いたことがないからです。アンプ部が弱いと(DAVEのように)いくらDACが良くてもこのような低音は出てきません。

DAC部はアンプと比べるとややクオリティが劣るのか高音に若干の滲みを感じる事がありました。とはいえ比較すべきDACはDAVEとかそういったハイエンド級のDACなので普通は不満を感じるレベルではないでしょう。MytekのBrooklyn程度との比較ならE1Rのほうが当然ながらDAC性能は良さそうです。

E1Rで特筆すべきなのはその立ち上がりスピードです。上記の自然な描写力はこのスピードが最も貢献していると思われます。普通のアンプではLCD2は低音が重くゆっくりと立ち上がるイメージですがE1Rではそういった違和感がほとんどなく非常に自然な立ち上がりです。

決して「スピード感」などではないです。これは「スピードが早い」ではなく「スピードが見えない」です。そこまでいかなければ自然な音にはならないということでしょう。スピード感などというものは演出レベルであって本物ではない、というE1Rの別格の実力を感じさせます。

ちょうどこれはSATRIアンプでも似たような空気感を感じることがありました。しかしSATRIは電流駆動の良さや独自の世界観ははっきりと感じたものの、同時にアンプの性能だけが高いせいか、それ以外に起因する雑味が目立つ印象があり、仕上がりのバランスとしてはちょっと偏っていると感じるところがありました。見えてはいけない粗が明らかに見えすぎるのです。聞いたことがない音がするのですが、それは聞こえなくていい音です。

それに対してE1Rはそういった部分をより洗練し無駄な雑味をなくしているので仕上がりのバランスが良く音楽の浸透力と表現力が高いです。

ここは非常に重要な差だと思います。一部分だけが異様にハイクオリティですとむしろ余計な部分が見えてしまいます。それによって音楽に集中できないということがあります。だからクオリティを上げるときはスキ無くバランス良くあげていくことが重要だと考えます。その点E1Rはアンプがやや勝っている印象があるもののトータルでは十分バランスの良い説得力がありました。

価格は非常に高価ですが、他に似たような製品がない以上は孤高の製品であると評価したいと思います。

TRIODE CZ-1

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兎にも角にも独特のヘッドフォンでした。

この製品は現代的なハイエンドサウンドを求めてはいけない製品です。音質はレンジが狭めで細部の描写力も低いのですが、そのかわり低音や音の存在感が豊かでゆったりとした音がします。きつい音は絶対に出さないという意図が感じられ、古き良きオーディオという雰囲気です。精密描写はありません。

目的の頭外定位は頭のほんの僅かに外に出るくらいなので、こちらはあまり期待しすぎないほうが良いでしょう。ですがほんの僅かでも外に出るので嘘はいっていないと思います。

もう一つ弱点としては全体的に広がっている代わりに中央定位は薄めで本来の音よりも左右に広げている印象もありました。左右の広さだけでなく中央の定位感を重視する場合にはちょっと不満が出る部分かもしれません。セッティングがいまいち定まってないスピーカのような印象です。

中途半端なハイエンド志向ではなく完全な独自路線なので、合う人と合わない人ははっきりと出そうな製品です。ですが優しくてゆったりした雰囲気に浸りたい人は合う可能性が高いです。

TRIODEはブースの雰囲気も非常に良くて、それなりにみなさん楽しんで製品を作ってるのかなという雰囲気も感じられました。CZ-1のような現代的な流行を度外視したような製品が作れる余裕が会社にあるのでしょうね。

現代ハイエンドに疲れてしまった人は意外とこういう音が合うかもしれません。最高性能や最新を追いかけるのではなくて、もうこれで十分という安心感がそこにはあるかもしれません。ちょうど都会の生活に疲れて郊外に引っ越しするようなイメージです。

以下正式版にてレビュー追加予定

Nmode X-DP10

GOLDMUND Telos

Audeze LCD4

Chord Blu mk2 & DAVE

Mytek Brooklyn

Focal Utopia&Elear