4495s_dackit

Dual AK4495S DAC 基板キット


2/27 現在発注いただいた方までで一端発注を停止いたします。再開予定はありますが当面時期は未定です。残りは本当に僅かですので、動作不具合状況を見て再開いたします。交換対応などで在庫が終了した場合はそのまま終了となります。すみませんが、よろしくお願いいたします。

 

遅くなりましたがようやくリリースします。大分前からリクエストいただいておりましたが遅くなってすみません。

完全数量限定かつ少数です。売切れ次第終了となります。前回の1795基板と同じで終了後の再販&再生産はありません。予定としては2月中に受付し、3月上旬頃に順次発送予定です。2月中での発注が少なかった場合は、その後も順次受付というかたちにいたします。お申込み順で売り切れの際はご容赦お願い致します。

DACチップについて

この基板は最新チップ搭載ではありません。すでにオーディオキット界隈ではES9038とAK4497が世代の中心となっております状況ですのでこちらの基板は今更すぎる内容(AK4495)になります。この基板はチップの種類が売りなのではなくて、必要十分な使い勝手の設計+特別な音質対策によって「音質」とバランスの取れた機能性を追求した基板です。

ですので最新チップであること、先進的で融通の効く機能性を強く求める方は是非とも他で配布されているキット基板の購入をご検討ください。こちらは最新チップを載せていることを売りにした既存のキット配布者の方と真っ向から競合するような意図はありません。

こちらの考え方では新しいチップを使っていること=最高音質になるとは考えていません。一例ではありますが最新チップ搭載機が最高ではない参考事例はこちらを御覧ください。ES9038を使用したDACですが、内容はとても最高峰の音質であるようには読めませんでした。ですのでリクエストされましても最新チップを使用したDAC基板をここで発表する予定は今のところはありません。

【レビュー】OPPO Sonica DAC 音質編

音質ポリシーについて

音質の具体的な内容についてです。こちらの主張する音質の良さとは分離の良さのことです。音が重なっているところや平均的な機材では見えにくかった部分を、いかに明瞭に判別できるかの性能の高さを最も重要視して開発しています。

当方の考える真の高音質とは、よくあるハイを強調した「高解像度感」とは全く違うものです。それは画像で言えばシャープネスの加工をしてエッジを立てたものと同じです。真の高音質はそういうものではなく次に上げるような特徴をすべて両立するものになります。これをすべて完璧に実現しているとは決して言えないのですが、これらは当方が目指している目標となります。

  • 聴感の周波数帯域が広いこと。低音も高音もどちらも伸びている
  • 膨らんだ低音は否定。空気のような自然な低音が理想
  • 周波数帯域ごとの立ち上がりと立ち下がりのスピードが早く均一である
  • 定位や音像がブレない滲まない
  • 耳にきつくない、滑らかかつ澄んだ、ピントの合った高音域
  • 奥行きが深く、左右と中央の定位がどちらも明瞭であること
  • 一音一音の余韻が長く、背景が静寂である

これはぱっと聞いたときにはおとなしい音なのですが、一部の経験豊富なオーディオファンや音楽制作エンジニアの方に受けが良い方向性です。強調された部分が少ない為、決してわかりやすい音ではないのですが、細部のパートの配置や音符の流れ、音作りや加工の意図が見通しやすい方向性です。そんな音が真の高音質だと考えています。

逆にこの部分の価値観が適合しない方はあわない可能性が高いので、この基板を選ぶことは避けたほうが無難かと思われます。例えば特定の楽曲ジャンルかつ特定パートのみ重視する方、特定の色合いや質感を好みそれを追求される方、わかりやすい強調(綺羅びやかな高音、ふくよかで量感のある低音)を求める方、などが該当すると思われます。

以上を目安にご検討ください。

購入方法

こちらのページに記載があります。

特徴、仕様

  • 部品はフル実装済み、動作テスト済み(パネル基板のみ要自作)
  • ボリューム付きDACとしての基本機能が統合された一枚基板
  • 実測での低歪率、低ノイズ、低ジッターを実現
  • デジタルレシーバはCT7301、ASRCとしてAK4137を使用
  • DACは0.28ppm精度+低ジッタークロックで直接動作
  • DSD256、PCM384kまでの再生に対応
  • SPDIF経由のDoP入力にも対応(DSD64まで)
  • DSD/PCM入力の切り替えノイズなし
  • IIR、FIRフィルタ切り替えに対応
  • デジタルボリューム対応でパワーアンプに直接接続可能
  • 簡易ヘッドフォンアンプ回路搭載
  • パワーオン/オフの自動ポップ除去回路搭載
  • USBまたはI2S/DSD入力1、光入力2、同軸入力2、AES/EBU入力1
  • XLRバランス出力1、RCAアンバランス出力1、ヘッドフォン出力1
  • 複数のリモコンフォーマットに対応(Apple、NEC、Sony)
  • PCからのUSB接続でマイコンソフトの変更やアップデートに対応
  • 全系統多段ディスクリートレギュレータ搭載
  • 音質に配慮したレイアウト&パターン設計

実装済みですから音響部品を自由に選定して各自で音作りを楽しむ余地が全くないですが、そのかわり最低限の労力で動作させることができること、こちらの意図した音質を確実に提供できることがこの仕様のメリットです。

詳しい組み立て資料などは発注後にお送りする形となっております。Web上では公開しません。また必要となるパネル基板は前回の1795基板と互換性があります。USBはAmanero Combo384に対応します。

マイコンソフトウェアのソースは全ては公開できませんが、各自でソフトを調整したい方からの要望があれば最低限のライブラリ部と基本設計部については公開するかもしれません。要望が少なければ対応はしない予定です。

販売の基本セット

4495s_dackit

  • DAC基板 75000円
  • 専用アナログ電源基板 2500円*2
  • 専用デジタル電源基板 2500円*2
  • 専用正負アナログ電源基板 5000円*2

DAC基板キットとしては高額ですが、そのかわり部品はフル実装済+動作確認済の基板なので、実装ミスによって動作出来ないというトラブルは防げます。基板+部品のみの配布形態と大きく違うのは全数動作確認の手間と実装費用など別途かかっておりますので、こちらの金額についてはどうかご理解のほどお願い致します。

上記合計で95000円になりますが別途消費税+振込手数料がかかります。送料はこちらが負担します。

少しでも安くしたい場合には、専用電源基板は購入せずにDAC基板のみでの注文も可能です。ただしこの場合は各自でローノイズ電源基板を用意して頂く形となります。この場合に用意すべき電源は3.3V、5-7V、正負15Vとなります(付属資料に詳細記載あり)。ですがTPS7A4700レベルのレギュレータならば付属品のほうが良いので、ローノイズ電源の作成によほどのこだわりがない限りは標準品をオススメします。

Combo384は当方では販売しませんので別途各自での購入が必要です。またパネル基板は操作のために必須ですがそちらのみ自前での実装が必要になります(DIP部品が中心のユニバーサル基板レベルの作業)。

DAC基板と数量を合わせているので電源単体での販売はできません。

追加オプション

4495s_power

  • AC-DC整流基板 10000円

こちらはトランスから正負18Vと7-9Vを作成する基板になりますが、各自で電源を用意できる場合には不要なものです。DAC基板側でDC電圧をすべて作り直しますから、この基板が該当する部分は特別なローノイズ性能はいりません。この基板と同等のものを作成する場合は7818+7918+7809等の超基本的な構成でも問題はなく、この基板自体もそれらと同等の内容です。

この電源基板は音質的な特別の配慮をした基板ではありません。電源基板の作成労力を少しでも削減したい方にオススメいたします。

DAC基板+専用電源によって達成する音質レベル

上位の音質グループ Chord DAVE

下位の音質グループ Chord Hugo、Devialet、MSB Analog DAC、AIT DAC(ES9018デュアル)、Linn Akurate DS、Krell Revolution 505、Esoteric UX-1、Lynx Hilo、Antelope Pure2(内蔵クロック)、Lavry DA10、Fidelix Caprice等

以前の1795基板よりもさらに音質は向上しています。1795基板ではHugoと比較したときに音質の面で不利な部分もありましたが、今回はHugoよりも優れた音質が期待できます(このリストの下位より優位ですが、上位のグループにはかないません)。

こちらは自分自身だけの意見ではなく、他者による複数の意見をもとに作成したデータになりますが、上記はあくまで参考までにお願い致します。

測定特性

下記の測定結果は代表値であり、保証値ではありませんのでご注意ください。あくまで同じ設計の基板での実測例である程度の個体差があります。ですが少なくともジッターが測定限界レベルで少なく、歪率もかなり低くなるような設計だということは判断が出来るかと思います。

測定値が音質を決めるすべての要素ではありませんが、一部の要素ではありますのであまりにも悪い測定値は音質的にも問題がある可能性は上がります。

AK4495_thd1k

AK4495_thd20hz

AK4495_jitter

さらなる音質改善方法

現時点では標準セットからさらに音質的に改良をするための設計ノウハウがあります。このキットの標準構成は現在のベスト設計ではありません。最新の設計に近づけるための改造用資料も作成しました。信頼できる方にはこの情報も基本資料とあわせてお伝えしたいと思っておりますが、標準では添付しません。

もちろん標準状態でもそれなりに高音質ですが最新のクオリティではありません。そのため更に上を目指したい方にはこちらがちょうど良い資料となるかと思います。公開条件など内容の詳細はまた後日アップ予定です。よろしくお願いいたします。